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独特な形態の窯を訪ねる―蛇窯

「台湾の街角から」 2009年5月掲載

台湾中部の南投県にある蛇窯は独特な形状の窯として知られています。山肌に沿って細長い窯が設けられており、地形に合わせてちょっとした起伏があります。このレンガ造りの長い窯は、遠くから眺めると、まるで蛇のような姿をしていることから「蛇窯」と呼ばれています。現在、ここはレジャー施設として整備されており、長さ30メートルの窯の内部は見学できるようになっています。かつては瓶(かめ)が多く生産されていましたが、現在は陶器をはじめ、工芸品の類が数多く製造されるようになっています。窯の見学をメインに、陶芸教室やギャラリー、茶芸館などが設けられており、「水里蛇窯陶芸文化園区」として整備されています。ショップも品揃えが豊富で一見の価値あり。お土産探しが楽しめます。


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