logo
 サイト内検索

検索オプション
 ブログカレンダー
2024年 11月
« 10月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
 ブログ カテゴリ一覧
 メインメニュー
 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2022年4月11日(月曜日)

日本台湾交流協会より表彰を受けました

【ご報告】
2022年4月11日、公益財団法人「日本台湾交流協会」さんより、
日々の取材活動を表彰していただきました。
受賞者は三名で、私は日本に行くことができないため、オンラインでの受賞となりました。
引き続き、台湾、そして日本について考察を加えていきたいと思っております。

以下、ご挨拶の言葉を貼り付けておきます。
ご興味のある方、どうぞご一読ください。

片倉佳史でございます。
本日はこのような場をいただきまして、心より感謝しております。
謹んでお礼申し上げます。

私は現在、台湾の地に暮らしつつ、文章を書いたり、写真を撮ったり、
また、各種講演活動などをしております。
日々、台湾の方々、そして台湾と関わりのある諸先輩方に支えられながらの毎日となっております。
現在、日本と台湾の間には他国間には見られない独自の結びつきがありますが、
これをどのような形で育て上げていくか、今後はこれが大きなテーマとなっていると思われます。
同時に、日台双方向の情報発信や交流がより一層重要視されていくものと推測されます。
さらに、高校生や大学生の交流はもちろん、留学経験者や日本語・中国語の学習者の支援とサポート、
人材育成も重要な課題となっていくことでしょう。

私自身につきましては、
引き続き、偏ることなく謙虚に学び、台湾、そして日本について考察を加えていきたいと思っております。
日本、そして台湾の平和と発展を祈りつつ、ご挨拶の言葉とさせていただきたく思います。
ありがとうございました。

片倉佳史,日本台湾交流協会,交流協会,谷崎泰明,日台交流,日台友好,台湾生活,台湾事情,武蔵野大学,台湾講座,台湾有事


2021年12月28日(火曜日)

Shiftcamの携帯電話グリップ

待ちに待った携帯電話のグリップが届きました。
shiftcamが出しているものなのですが、
シャッターが切れるので、かなり便利です。
また、充電池内蔵なので、電源が切れそうになったりするときでも安心です。

もちろん、重さと大きさはかなりのものになり、
特に私が愛用しているIphone12ProMAXはもともと大きいので、
かなりのものになってしまいます・・・

ま、使用感は良好なので、満足度は高いです。
取材のいいパートナーになってほしいです。


2021年1月19日(火曜日)

たまたまのヒット数、1000(2021年1月18日)

カテゴリー: - katakura @ 18時36分29秒

あまり深い意味はないのですが、
どういうわけか、拙サイト・台湾特捜百貨店の昨日のヒット数がちょうど1000。
偶然の数字なのですが、嬉しくなりますね。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

http://katakura.net/
台湾特捜百貨店

片倉佳史,武蔵野大学,片倉夫婦,台湾体験,台湾探見,台湾建築,台湾講演,片倉真理,台湾本,台湾特捜


2020年5月27日(水曜日)

追悼・木村花、そして八色鳥


2019年1月1日(火曜日)

2019年 新年のご挨拶(片倉佳史)

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

今年は4月20日から5月5日まで、
「台湾探見・探索日本〜Discover Taiwan Week」というイベントを実施するほか、
春から新しいステージに挑む予定です。

引き続き、どうぞご指導ください。
よろしくお願いいたします。

片倉佳史

新年快樂,片倉佳史,趣味の時間,台北101,花火,年越しカウントダウン,ディープ台湾,新年あけまして,台湾体験,台湾探見,武蔵野大学,片倉真理


2018年1月6日(土曜日)

新年のご挨拶 2018年

皆様、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年のご報告ですが、おかげさまで、計41回の講演機会をいただきました。
また、JTBの『台湾で日帰り旅』は片倉真理との共著で、久しぶりのガイドブック執筆になりました。

そして、最大のトピックスは「台湾を学ぶ会(臺灣研究倶楽部)」の立ち上げでした。
昨年は全6回(大阪二回、台北二回、東京二回)を開きましたが、
多くの方にお越しいただき、嬉しく思っています。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

年賀状,台湾,台北101,跨年,年越し花火


2017年2月14日(火曜日)

飛虎将軍廟の記事がBLOGOS週間ランキング二位になりました


2016年8月27日(土曜日)

李登輝元総統と故張栄発総裁(Twitter記事より)

【台湾秘話1】 
故張栄発氏と李登輝氏。2011年と2012年に李登輝元総統を取材させていただいた際にうかがったお話。
東日本大震災の当日、その惨状を知った李登輝氏は救援隊を派遣しようと交流協会(大使館)に電話を入れたそうです。→続く
 
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress4/index.php?p=34

【台湾秘話2】 
しかし、待たされた上、外務省からの返事は「台湾の救援隊を受け入れる準備ができていない」というものでした。
災害時の人命救出のリミットは72時間と言われています。
李登輝元総統はこの時、とにかく早く救援隊を日本へ送りたいと考えたそうです。

【台湾秘話3】 
李登輝元総統はとりあえず救援隊を現地に行かせ、
あとは現場で日本の指示を仰ぐようにと救援隊の隊長に伝えたそうです。
この時、中華航空は日本政府が受け入れをまだ決めていないことを指摘し、難色を示したそうです→続く

【台湾秘話4】 
そこで李登輝元総統はエバー航空の張栄発総裁に電話を入れたそうです。
すると、張総裁は即決で受け入れてくれたとのこと。しかも、費用は一切いらないと語ったそうです。→続く

【台湾秘話5】 
最終的に隊員と救援機材は故張栄発総裁の指示下、エバー航空が無償で運びました。
この時、張総裁はポケットマネーで10億円を用意し、義捐金として日本に送ります(ウェッジの記事をご覧ください)→続く 

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7592

【台湾秘話6】 
張栄発総裁はこの時、居合わせた読売新聞の源一秀台北支局長(当時)に
「義捐金については足りなければまだ出せるから教えてほしい」と言ったそうです。
ただ、側近と友人以外にはこの義捐金について語ることがなかったため、あまり知られていません→続く 

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7592

【台湾秘話7】 
ところで、台湾の救援隊が日本に到着した時、
すでに中国や韓国からの救援隊が到着していたそうです。
李登輝元総統は「日本に何かあった時は、何が何でも台湾の救援隊が真っ先に駆けつけたかった・・」と悔しそうにおっしゃっていました。
李登輝事務所の友人によると、このことは今も時々お話しされるそうで、
それを果たせなかったのは李登輝元総統にとって「一生の痛恨事」なのだそうです(終)

http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress4/index.php?p=34


2015年11月1日(日曜日)

【ご報告】 メールマガジン&twitter

カテゴリー: - katakura @ 19時01分57秒

【ご報告】

さきほど気づいたのですが、
twitterのフォロアーさんがちょうど6000になりました。

いつもありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

片倉佳史


2014年12月15日(月曜日)

台湾イズムたっぷりのキューピーちゃん

カテゴリー: - katakura @ 13時29分44秒

ふと、思い出して並べてみました(笑)
数年前に台湾のファミリーマートでやっていたキャンペーン。
こうやってみ眺めていると、もう一回集めたくなる不思議な魔力がありますね・・・

http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=533
以前の記事

キューピーちゃん


2014年4月5日(土曜日)

チェブラーシカと過ごす午後

カテゴリー: - katakura @ 18時32分15秒

チェブラーシカ,チェブ,片倉佳史,中国語,幼幼,台湾,片倉真理

土曜日の午後、つかの間の休息。
中国語版のチェブラーシカを見ながら過ごす30分。

東京での講演からもどってからの数週間、
大量の原稿と校正、画像の整理に追われ、すっかり心が荒みきっていましたが、
やつれきった自分が一瞬だけ穏やかになった気がします(笑)

チェブラーシカ効果?
1日が24時間しかないことを恨みつつ、
遅れてしまっている新刊の執筆に勤しみたいと思います。

チェブラーシカ,チェブ,中国語,東森幼幼,台湾,片倉真理


2014年1月31日(金曜日)

幻一(まぼろし・はじめ)さんにお会いしました

幻一,羅漢

木版画家の幻一(まぼろしはじめ)さんにお会いしました。
かわいい作風と、含蓄深い言葉の数々。
いくつかの著作を拝読しましたが、読みやすくて親しみやすい、
魅力的な作品集でした。

http://cocoromori.exblog.jp/i13
ご著作のページ

羅漢さんを通して人間の「喜怒哀楽」を写すその手法は
台湾の皆さんにも響くのではないかと思います。

http://rakansan.exblog.jp/i7/
幻一(まぼろし・はじめ)さん、プロフィールのページ

幻一,羅漢


2014年1月10日(金曜日)

台中港線の貨物列車

先日、台中港線を撮影してきました。
この日は普段は入らない埠頭にも列車が入り、
貴重なカットを収められました。


2014年1月1日(水曜日)

明けまして、おめでとうございます

臺灣,台北101,新年,花火,片倉

明けまして、おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

日台両国の未来を信じつつ、取材・執筆に邁進していきたいと思います。
どうぞご指導ください。

                       片倉佳史・真理


2013年12月12日(木曜日)

天皇誕生日記念祝賀パーティーにお招きいただきました

12月11日。交流協会主催の天皇陛下誕生日祝賀レセプションにお招きいただきました。
写真は乾杯のシーン。今年はとりわけ多くの方が集まっていたように思います。

日頃はなかなかお会いできないかたも多く、ご挨拶ができてよかったです。
余談ながら、国賓大飯店のデザートが美味しいことにも小さく感動(笑)


2013年11月14日(木曜日)

客家歌謡「小黄狗」(謝宇威)

全世界十数億人の犬好きの皆さんと共有したい客家語歌謡。
涙を流さないよう、ご注意ください(笑) 客家語の響きが良い感じです。

https://www.youtube.com/watch?v=FkTdzQtM1xI
「小黄狗」(youtubeより)


2013年11月9日(土曜日)

弘明堂鍼灸院の無針バリ治療を体験

弘明堂,楊應吟.無針バリ

針(はり)を使わずに鍼治療を行なう「無針バリ」。
その創始者である楊應吟さんを訪ねました。

楊さんは無針バリ治療の創始者であり、お弟子さんも数多くおられます。
私も頻繁に利用させてもらっていますが、とても効果があり、
治療のみならず、疲労回復や体調が優れない時などはリフレッシュを目的に行くこともあります。

無針バリについては公式ウェブサイトをご覧ください。
http://www.koumeido-shinkyuin.com/
弘明堂のホームページ(楊さんのプロフィールもあります)


まずは脈をはかり、健康状態のチェック、そして問診

弘明堂
そしてカッピングをした後に無針バリ。患部(つぼ)に鍼を当て、微電流を流します(刺しません)

楊さんは日本統治時代の台南に生まれ、日本語はそれこそ日本人以上に流ちょうな方です。
細かい病状や健康についての相談にものってくれますので、ぜひ足を運んでみてください。

なお、楊さんは『素晴らしかった日本の先生とその教育』(桜の花出版)というご著作もあります。
こちらもご覧ください。


著書『素晴らしかった日本の先生とその教育』(桜の花出版)

弘明堂鍼灸院
台北市長安東路1段28-2号(2F)
02-2511-7684(日本語可)
ogintw@yahoo.co.jp

楊應吟,弘明堂


2013年10月13日(日曜日)

台湾特捜百貨店、100万ヒット達成!

【ご報告】

おかげさまで、当サイト「台湾特捜百貨店」が2013年10月13日午後6時ころ、ついに100万ヒットを突破しました。
もともとは2002年、家内の手で開設されたこのサイトですが、
途中より、S安さんのお力を借りることでより充実したものとなりました。

個人サイトでありながら、100万ヒット達成は私自身も驚いており、うれしく思います。
台湾の方々に支えられながらの暮らしも17年になり、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

チェブラーシカ,片倉佳史,台湾


2013年10月6日(日曜日)

トークライブ・馬祖編、無事に終わりました

片倉佳史,馬祖

【講演のご報告】

10月5日、おかげさまでトークライブ・馬祖列島の旅編を無事に終わらせることができました。
今回のテーマは台湾でもっともマイナーな離島ともいうべき「馬祖」でしたが、
ありがたいことに100名を超える方々にお越しいただきました。
はじめはどのくらいの方に集まっていただけるか、少々心配だったのですが、
始まってみると、皆さんの熱いまなざしに圧倒されてしまうほどでした(笑)

片倉佳史,講演,トークライブ,馬祖

今、お越しいただいた皆さんから、たくさんのお便り(e-mail)をいただいておりますが、
多くの方と馬祖の魅力を分かち合えたことを私自身、とても嬉しく思っています。
twitterやfacebookでも数多くのメッセージをいただいています(お返事は少しだけお待ちください)。

なお、今回は馬祖国家風景区の余政哲さんや連江県政府の王金連さんに、ご協力いただきました。
また、facebook友達のMoss Chenさんには貴重な「藍眼涙」の画像をお借りしました。
ありがとうございました!

片倉佳史,講演

何人かの来場者に言われたのですが、日本で馬祖をテーマに講演が行なわれたのは、初めてのケースかもしれません。
ホント、多くの方にお越しいただき、よかったです。
スタッフの皆さん、本当にご苦労さまでした。シャアリャアー(馬祖語で謝謝)。

馬祖,片倉佳史,トークライブ,講演


2013年8月27日(火曜日)

北竿島でバードウォッチング

馬祖でバードウォッチング。
アジサシの楽園と呼ばれる馬祖の旅。
台北駐日経済文化代表處のウェブサイトに毎週寄稿している「台湾の街角から」。
ここに北竿島の野鳥観察について書きました。

http://www.taiwanembassy.org/JP/ct.asp?xItem=412587&ctNode=3593&mp=202

ヒガシシナアジサシ,海鷗,馬祖,北竿,賞鷗


2013年8月22日(木曜日)

宇都宮大学の台湾研修旅行でスピーチ

8月15日に行われた宇都宮大学の学生さんへのスピーチ。
2時間ほど、台湾社会や街角風景についてお話しさせていただきました。

今回は日本統治時代の仏教研究者でもある松金先生にお声掛けいただき、ご縁を得ました。
宇都宮大学の台湾研修旅行での講演は四回目になります。
より深い「台湾体験」を学生の皆さんが噛みしめてくれることを祈っています。


写真提供は今井先生より


2013年7月26日(金曜日)

福順農場。夢の庭園鉄道を訪問

夢いっぱいの庭園鉄道!

今日は台北郊外の三芝に行ってきました。
友人の劉仁和さんがとっておきの「鉄道」があると言っていたので、楽しみにしていました。
訪れてみると、衝撃を感じてしまうほどに本格的な庭園鉄道の世界が広がっていました。

ここは福順農場といって、
農業機械を専攻したという李さんが全てを手がけている夢の空間です。
その面積はなんと9000坪。そこに私設鉄道が走っています!

ここの鉄道は5インチゲージ。軌間が5インチ(約127mm)の鉄道模型。
線路を含め、すべて自製のものです。
まずは工作室を見学させてもらいました。

現在、路線は2路線ありますが、これに建設中の路線が加わります。
まずはここから撮影しましたが、これがかなり本格的で、完全に趣味の領域を超えています(笑)
将来は阿里山鉄道を模した路線も造る予定とのこと。

         

次に車両を見せてもらいます。
ライブスチームの蒸気機関車のほか、自動車用バッテリーを搭載した機関車がメイン。

          
           こんなところも走ります

ここは私設庭園ということで、営業というものはしていませんが、
日本の鉄道ファンの皆さんを歓迎しているそうです。
希望者が多ければ、私の台湾200%満喫ツアーで訪問してみるのも面白いかなと思いました。


2013年7月24日(水曜日)

蘭嶼で珍蝶「コウトウキシタアゲハ」に出会う(NNAの連載記事)

蘭嶼で遭遇した珍蝶「コウトウキシタアゲハ」です。
NNAの隔週連載「片倉佳史の台湾雑感」から。

https://katakura.jimdosite.com/
台湾特捜百貨店(新版)

蘭嶼,コウトウキシタアゲハ,珍蝶,片倉佳史


2013年7月1日(月曜日)

門田隆将さんをお訪ねしました

本日はノンフィクション作家の門田隆将さんをお訪ねしました。
尊敬する大先輩ですが、いつもながら、知的な刺激をたっぷりいただきました。
仕事や取材の姿勢について教えられることが多く、同時に、私自身、 反省することも少なくありませんでした。

http://www.kadotaryusho.com/
門田隆将先生のウェブサイト

今回は 『康子十九歳 戦渦の日記』 (文春文庫) についてのお話もうかがいました。
戦争によって翻弄された世代の方々が見せた「生きざま」。
台湾の地に咲き続ける 「奇跡の赤いバラ」は強烈な印象を与えます。
台湾に戻ったら、すぐに訪ねてみたいと思います。

http://www.amazon.co.jp/康子十九歳-戦渦の日記-文春文庫-門田-隆将/dp/4167801418/ref=sr_1_12?s=books&ie=UTF8&qid=1372655837&sr=1-12
amazonのページ

門田隆将


2013年6月11日(火曜日)

作家・張文山さんにお会いしました

作家の張文山さんをお訪ねする機会をいただきました。
草笛奏者の第一人者としても知られている張先生。
昭和8年、台湾東部の玉里に生まれ。故郷・玉里を舞台にした作品を何篇か手がけておられます。

私は台湾で刊行されている日本語情報誌『な〜るほどザ台湾』で、林慧兒編集長(当時)がお書きになった記事で張先生を知り、
創意力文化公司の謝森展さんからも張さんのご著作をいただいていました。
これが非常に興味深い内容で、ぜひぜひお会いして、お話しをうかがいたい!と切に願っていました。

その後、10年近く、時間があいてしまいましたが、先月、台北南山ロータリークラブでスピーチをした際、
メンバーのダグラス・チャンさんと知り合う機会を得、張文山さんがダグラスさんの恩師であることがわかりました。
まさに10年越しの夢が叶うことになりました。

張文山さんの作品は日本統治時代と戦後の国民党独裁政権時代の混乱期の様子を克明に描いています。
史実に対して忠実に、しかも読みやすくて親しみやすい文章で、一気に引き込まれてしまいます。
郷土史料としての側面と小説としての側面とが絶妙に絡み合った独特な作風です。
日本統治下の玉里の様子に始まり、住民の人間模様、戦後の混乱期の葛藤など、
生々しく、鮮明に描かれています。

今回、張先生からいただいたのは自作の作品をもとに作られた日本語教材。
『讀小説學日語〜小説を通して学ぶ日本語』という一冊です。
2007年に台湾の大新書局から出たものですが、
ここには『林校長の坂道』、『贖罪公園』という自作の二篇が教材として収録されています。

        

http://www.dahhsin.com.tw/proinfo.php?id=61
大新書局内の著作ページ(購入もできます)

今回は2時間あまりの時間でしたが、知的な刺激をたくさんいただきました。
ご紹介いただいたダグラス先生、ありがとうございました。


張先生とダグラスさん


2013年5月25日(土曜日)

【イベント列車のお知らせ】6月22日

【イベント列車のお知らせ】

高雄をベースに活動している鉄道ファンサークル・南方公園。
彼らが企画したイベント列車が6月22日に走ります。

この列車は電化工事が進む花東線をDL+旧型客車(spk)3両で走るもので、
高雄から花蓮までのロングラン(片道です)。

特に廃止が予定されている月美駅には降り立つ最後のチャンスです。
代金は920元。運賃や保険のほか、記念乗車票や駅弁、バッジ、沿線の名物屋台料理も出ます。


廃止が決まっている月美駅

台湾の鉄道ファンと交流できる貴重な機会です。
お申し込みは以下まで。氏名(漢字とローマ字)、生年月日、パスポート番号、連絡先、参加人数を明記してください。

nanfun@gmail.con
(NAMIちゃん宛にお願いします)

日本人参加者にはご厚意で代金当日払いにしてくれるそうですが、
あくまでも特例なので、ドタキャンなどは絶対にしないよう、お願いします。

ダイヤほか詳細は、後日、ここにアップします。


鉄道好きで日台交流を楽しみましょう!


2013年5月16日(木曜日)

映画『台湾アイデンティティー』試写会の様子

酒井充子,宮原永治,高一生,張幹男,呉正男,片倉佳史

映画『台湾アイデンティティー』(酒井充子監督)の試写会。
全編通しで見るのは初めてでしたが、一気に引き込まれる作品だと思いました。
上映会場は満席で、席が足りなくなるほどでした。


舞台挨拶する酒井監督

本作品は阿里山ツオウ族のエリートで、白色テロの犠牲者・高一生の遺族たち、
インドネシアに暮らす台湾籍残留日本兵・宮原永治氏、少年航空兵でシベリア抑留経験者・呉正男氏、
火焼島(現・緑島)の政治犯収容所経験者の張幹男氏など、様々な台湾の人間模様を取り上げています。

宮原永治,残留日本兵
ジャカルタ在住の宮原さん

一般公開まではまだ一ヶ月半ほど時間がありますが、
多くの方にみていただきたく思います。

http://u-picc.com/taiwanidentity/index.html
オフィシャルサイト『台湾アイデンティティー』

片倉佳史,酒井充子


2013年5月11日(土曜日)

映画『台湾アイデンティティー』、完成しました

【お知らせ】 
ドキュメンタリー映画『台湾アイデンティティ−』が完成しました。
『台湾人生』の酒井充子さんの作品です。

先日、公式ウェブサイトがオープンしましたのでご報告します。

最初の一般上映は7月6日(土)よりポレポレ東中野にて行なわれる予定です。

台湾、インドネシア、そして、横浜。
日本統治下の台湾に生まれた人々の「戦後」を追っています。

詳しくはウェブサイトをご覧ください。

http://u-picc.com/taiwanidentity/index.html

片倉佳史,宮原栄治,張幹男,酒井充子.呉正男


2012年12月5日(水曜日)

京都・東寺の紅葉風景

京都に来ています。
12月8日の大阪講演の打ち合わせも済ませ、紅葉を楽しんでいます。
時期的には遅すぎた感もありますが、東寺ではなかなか見事な眺めを楽しめました。


2012年7月31日(火曜日)

南日本新聞で紹介していただきました

鹿児島県で発行されている南日本新聞でご紹介をいただきました。
台湾からの旅行客誘致に関するご提案、アドバイスについて紹介されています。


2012年6月29日(金曜日)

明日、第二回「もっと台湾トークライブ」

明日開かれる第二回「もっと台湾トークライブ」。
今日は会場下見と台湾漫遊倶楽部さんとの最終打ち合わせに行ってきました。

今回は拙著の販売のほか、日本では入手できない自費出版本や台湾の鉄道雑誌『鐵道情報』、
美しい日本語を学ぶ台湾老人のサークル友愛会のエッセー集、また、私と片倉真理が制作に関わった台湾生活情報誌『悠遊台湾』などのほか、
奈美さんデザインの台湾原住民族のポストカードの販売もいたします。

テーマは「台南」。
すっかりお馴染みの都市ですが、今回はその歴史や人々の気質、最新の現地事情のほか、
歴史建築カフェや日本軍人を祀る飛虎将軍廟、八田與一技師、マンゴーなどのテーマでお話しする予定です。
ガイドブックには書きにくいネタを盛り込んでみたいと思っています。

すでに150名近い方々にご参加予定ですが、大きく盛り上がりたいものですね!
お問い合わせは以下まで。

http://www.junglegym.co.jp/taiwanmanyu/index.html
台湾漫遊倶楽部さんのサイト

それでは、目黒でお会いしましょう!

片倉佳史


2012年5月23日(水曜日)

「台湾200%満喫の旅」、ささやかなサプライズを仕込んでいます・・・

6月14-17日にかけて実施される「台湾200%満喫の旅」。
締め切りまであとわずかになっていますが、今、いくつかのサプライズをご用意したいと思っています。

今回の旅は台湾の魅力や奥深さを、より多くの方と共有したいというのがコンセプトですが、
やはり台湾の方々と直接お話しする機会や老人たちが語る郷土への思いなどに触れていただきたいと思っています。

マンゴーや日本統治時代の遺跡、木造駅舎、建築探訪など、様々なネタを盛り込んでいますが、
やはり、台湾ならではの「空気感」のようなものを噛みしめていただければ幸いです。

今回は参加していただいた皆さんとの語らいの時間もありますので、じっくりとお話しを楽しみましょう!
台北からも参加可能です。

http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=1034
ツアー詳細はこちら

お問い合わせは以下までお気軽にご連絡ください。
tour@nt-kyoei.jp
———————————————————————
『台湾の達人・片倉佳史さんと行く、台湾200%満喫の旅 Vol.1』
【日 時】 
6月14日(木)成田空港14:50発便で台湾へ。17日(日)桃園空港16:50発便で帰国
【料 金】 
成田空港発着:12万円、
現地(台北から)参加:7万5千円
いずれもツイン利用。全参加者に拙著のプレゼントが付きます。
【定 員】  30人まで
【申し込みフォーム】
http://www.ritouki.jp/cgi-bin/enquete/form0116.reg
【主 催】 台湾200%満喫の旅委員会
【受 託】 共栄ツアーズ(東京都知事登録旅行業3-6208号)
【連絡先】 tour@nt-kyoei.jp または、FAX: 03-3868-2101


2012年4月18日(水曜日)

淡江大学の講義、終えました

2012年4月18日、淡水にある淡江大学の日本語学科で講義をしてきました。
レベルの高いことで知られている学校なので、あえて、ナチュラルスピードの日本語でスピーチをしてみました。

今回はガイドブックや旅行記事を書く際の技法や日本人旅行者に台湾を紹介するポイント、その他、取材のテクニックなどを取り上げてみました。
特に、ガイドブックの製作秘話に興味を感じてもらえたようでした。

今は無事に終えられ、ほっとしています。
学生さんたちの熱いまなざしは眩いばかりでした。これからもがんばってほしいですね。


2012年4月2日(月曜日)

李登輝元総統のインタビューを終えました

本日はご縁をいただき、李登輝元総統のインタビューをさせていただきました。
今回は桃園県のご自宅を訪ねさせていただきました(初めてです)。
とにかくすごい豪邸で圧倒されました。

特に書庫は圧巻でした。
まるで本屋さん?と思ってしまうほどの岩波文庫に圧倒されます。

手術後の快復は順調なようで、とてもお元気そうな様子でした。
声にも張りが感じられました。

今回もいろいろなお話しをうかがいましたが、
京都帝国大学進学時、将来の夢が「満鉄調査部に入ることだった」というのは今回初めてうかがいました。

いつまでもお元気でいただきたいものです。


2012年3月6日(火曜日)

八田與一氏のミニ・アイテム

台湾南部を沃野に変えた功績で知られる八田與一技師。
現在もなお、台湾の人々に慕われている偉人です。

このたび、西拉雅(シラヤ)国家風景区のご案内で、撮影に行ってきましたが、
その際、すごいものを発見!

なんと八田與一技師のミニ座像です。
良くできており、表情などもしっかりしています。
烏山頭水庫の敷地内にある記念室で販売されています。
一体200元。


結構かわいいので思わず車内で撮影してしまった・・・

ただし、残念なことも・・・
なんと中国製なのです。別に中国製が悪いというわけではなく、
中国とのおつきあいもやりたい人が勝手にやればいいのですが、
時空を超えて日台を結びつける功労者の座像なのに、どうして台湾製にしないのか、残念でなりません。
少しくらい高くなってもいいのに・・・


こちらが本物の座像です


2012年3月1日(木曜日)

おおのきよみさん、泉大悟さんに会う

気鋭のイラストレーターおおのきよみさんと写真家の泉大悟さんと久しぶりの再会。
四川料理を楽しみつつ、いろいろなお話しをしました。

言うまでもありませんが、おおのきよみさんは『旅の指さし会話帳・台湾』(情報センター出版局)のイラストを手がけてくれた方。
もう10年来のおつきあいになります。

http://asiancafe.petit.cc/
↑おおのさんのウェブサイトはこちら

http://dawu.blog51.fc2.com/
写真家・泉大悟さんのブログ

今回は台湾を旅しながらスケッチに明け暮れるそうです。
7月9日からは銀座・月光荘で個展が開かれるそうで、こちらも楽しみです。


2012年2月15日(水曜日)

新刊・『台湾に残る日本鉄道遺産』(交通新聞社)

                

このたび交通新聞社から『台湾に残る日本鉄道遺産』という1冊を出させていただきました。
本書は台湾に残された日本統治時代の鉄道遺産を取り上げてみました。
木造駅舎やターミナル建築、石碑、隧道の扁額、橋梁など、その内容は多岐にわたります。
いずれも「鉄道遺産」と呼ぶにふさわしいものばかりですが、
本書では、そういったものを台湾の人々がどのようにとらえ、扱っているかという一面に触れたいと思ってみました。

http://shop.kotsu.co.jp/shopdetail/003000000042/order/
交通新聞社のサイト(ご購入も可能です)

ご存じのように、台湾は戦後長らく続いた言論統制の時代を経て、自由な時代を迎えました。
これと同時に、かつてタブー視されていた郷土研究が盛んになり、鉄道文化についての関心も高まりました。
歴史建築の保存については日本を上回るほどに熱心です。

前著『台湾鉄路と日本人』では台湾の鉄道史を紹介していますが、
本書は実際にこの本をもって旅に出られるよう、様々な工夫を施してみました。
第4章では日本統治時代の駅スタンプを紹介し、巻末には「台湾の鉄道遺産一覧」を付けています。

皆さんの旅のお供になれることを著者として祈っております。

全国の書店店頭でお手にとっていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

片倉佳史

『台湾に残る日本鉄道遺産』目次

台湾鉄道全図
日本統治時代の台湾鉄路

第一章 日本が残した鉄道遺産
 
 彰化機務段―産業遺産となった扇形車庫
 舊山線―観光鉄道として復活した山越えの道
 糖廠―台湾を支えた精糖事業と観光列車
 阿里山森林鉄道の旅
 太平山の森林鉄道と観光列車

第二章 台湾で行き続けるターミナル建築
 
 新竹駅―戦前、もっとも美しいと言われた名駅舎
 台中駅―大正の名建築と絶賛された駅舎
 嘉義駅―昭和時代初期のターミナル建築
 台南駅―ホテルを擁したコロニアル風駅舎建築
 高雄駅旧駅舎―帝冠様式の壮麗な建築

第三章 日本統治時代の木造駅舎
 
 海線旅情―海岸沿いに続く木造駅舎群
 菁桐駅―炭鉱の町に残る木造駅舎
 香山駅―かつては海水浴場で知られた駅
 集集駅―復興の象徴となった木造駅舎
 北門駅―往年の駅前風景が残る木造駅舎
 後壁駅―温泉郷の玄関口として賑わった駅
 林鳳営駅―南国仕様の老駅舎を訪ねる
 保安駅―観光名所となった木造駅舎
 竹田駅―日本語図書室を併設する駅

第四章 訪ねてみたい鉄道遺産

 山佳駅―洋風駅舎が残る小さな駅
 舊泰安駅―復活した駅舎と震災復興記念碑
 二水駅―昭和期に見られた地方駅舎
 斗南駅―日本統治時代最後の駅舎建築
 阿里山の山林に眠る石碑
 切り倒された神木―阿里山のシンボルは今
 打狗鉄道故事館―鉄道ファンが支える老駅舎
 旧台東駅―芸術空間として整備された廃駅舎
 鉄真院―鉄道員によって開かれた仏教寺院

第五章 日本統治時代の駅スタンプ

 台湾版駅スタンプの歴史
 魅力的なスタンプの世界
 台湾に駅スタンプはいくつ存在したか
 戦争とともに終焉を迎えたスタンプ文化
 スタンプ紹介

付録 台湾の鉄道遺産一覧

http://shop.kotsu.co.jp/shopdetail/003000000008/order/
前著『台湾鉄路と日本人』のご案内はこちらです


2011年12月30日(金曜日)

DT668(日本統治時代のD51)走る

日本統治時代に持ち込まれたD51形蒸気機関車。
戦後はDT668号機となって活躍していました。

このたび、ようやくその雄姿を目にできました。
海線を走る試験列車です。

何カ所かで撮影を試みましたが、
あいにく警笛などはなく、煙もあまり出ていませんでした。

興奮で胸が詰まり、手が震えてしまって困りました(笑)


2011年12月26日(月曜日)

『旅の指さし会話帳mini台北』、ハローキティ版

                 

情報センター出版局から刊行されたハローキティ版の指さし会話帳台北編。
おかげさまで早くもいろいろなところで話題にしていただいています。
改めて台湾におけるハローキティ人気に驚いています(笑)


手のひらサイズの小さな会話帳です


この本を手にして道を尋ねると、きっと人気者になれますよ


グルメ探索なども使用頻度は高いと思います


台湾のかたへのプレゼントにもどうぞ

http://www.4jc.co.jp/books/detail.asp?id=2247
情報センター出版局のホームページ

上のホームページからはわずかですが、安く買えます。
どうぞよろしくお願いいたします。


2011年12月23日(金曜日)

釈迦頭農園を訪ねる

台湾東部の特産品となっている釈迦頭(シュガーアップル)。
このたび、その農園風景を少しだけ見せていただきました。
現在、従来の釈迦頭に加え、種のない鳳梨釈迦頭という新種が人気を集めているそうです。

台東県卑南郷の釈迦頭農園にて。
一つひとつ、丁寧にもいでいきます。
今が収穫期です。


結構な重労働です


2011年11月22日(火曜日)

豪華客船「飛鳥II」に乗船します

今日から豪華客船「飛鳥II」に乗ってきます。
これは船内特別講演ということで、台湾事情を乗客の皆さんにお話しするためで、
私にとっては初めての体験・・・というか、今後、乗船の機会があるとは思えません(笑)

しかも、講師ということで、気を遣っていただき、
なんと、あてがわれた部屋は「飛鳥スイート」。上から二番目のお部屋だそうです。

講演も300人収容の会場で、これも私にとっては初めての大舞台です。
ご来場いただいた方にご満足いただけるよう、精進したいと思います。

昨晩は新刊の校正作業で編集者のかたと2時まで電話で作業をし、
そのまま追加原稿の執筆と講演の準備で徹夜してしまいました。

朝8時にお迎えにきていただけるそうなのですが、
飛鳥に乗船と同時に寝てしまいそうです(笑)

なお、私の乗船は2泊3日ですが、この間、一切のemailチェック、電話連絡はできなくなります。
ご了承ください。


2011年11月11日(金曜日)

『いい国つくろう、何度でも』に李登輝元総統の記事が載ります

新刊のお知らせです。
宝島社から『いい国つくろう、何度でも』が11月15日に発売になります。
別冊宝島シリーズの1832号です。

詳しくは次号メールマガジンやtwitter、facebookなどでご紹介しますが、
私は巻頭特集にある李登輝元総統の記事を担当させていただきました。

定価980円。全国の書店でご覧ください。


2011年11月8日(火曜日)

11月11日、六家線開業とD51(DT668)の記念列車

11月11日。内灣線の一部区間と台湾高鉄新竹駅を結ぶ六家線が開業します。

現在、複数の情報が錯綜しており、台湾の新聞などでは各社情報がばらばらです・・・

現時点で最も確実な情報としては、同日13時すぎから高鐵新竹駅で開通式典が催され、
この参加者(報道陣と貴賓と思われます)は電車で竹中駅まで移動。
DT668(D51)牽引のSL列車は14:25に竹中を出発、14:55に内湾着の予定だそうです。

ただし、信じたくない情報が飛び込んできました・・・
編成は以下のようになるそうです。残念。

DT668(D51)+DRC1000*4(ステンレス車のDC4両)+CK124(C12・向きは不明)

http://www.youtube.com/watch?v=GDvptJ7F1PQ&feature=channel_video_title
臺鐵 DT668 蒸汽機車頭 更新維修工程 試車作業(感謝廬先生)


海線を試運転中のDT668(陳威臣さん提供)


2011年10月28日(金曜日)

ハローキティの特別塗装機!お披露目

ハローキティの特別塗装機がお披露目となりました。
10月27日、エバー航空(長栄航空)主催の記念式典を取材してきました。

サンリオの人気キャラ「ハローキティ」をイメージしたこの飛行機。
人よんで「ハローキティ・ジェット」。
中国語では「HelloKitty彩繪機」と言います。


オープニングはプユマ族の歌手・サミンガ(紀暁君)の熱唱

会場はなんと飛行機の整備工場でした!
一生のうち何度入れるか分からない空間。飛行機ファンならずとも大興奮です。


台湾でのキティ人気は凄まじいものが・・。報道陣に囲まれる張総経理。

デザート類の中にはキティちゃんババロアやクッキーも。
ただ、顔にかぶりついたり、ナイフを入れたりするのはちょっぴり気がひけます・・・(笑)

この飛行機はエアバスA330-300型で、機体には大きくキティちゃんが描かれています。
特別塗装機は全部で3機。それぞれが異なる塗装です。
成田線・香港線に入るのが「アラウンドザワールド」、福岡線・ソウル線に入るのが「アップル」、
札幌線に入るのが「マジックスター」です。

ちなみにこの飛行機、シートピッチ157センチのビジネスクラスが30席、81センチのエコノミークラス279席の計309席。
両クラスとも電源ソケット付き。個人モニターも全席に装備されています。

ちなみにエバー航空のハローキティジェットは2代目で、
初代は2005年10月22日にデビュー。2008年まで活躍しました。
もともとハローキティが大人気の台湾なので、当時も大きく話題になりました。

今回は機体に3種のキャラクターが描かれているほか、
機内もキティちゃんだらけ。

紙コップや食器など100種におよぶグッズがハローキティのデザインだそうです。
搭乗券やタグ、機内食までキティちゃん尽くし。
スタッフのエプロンにもキティちゃんが。
以前はトイレットペーパーまでキティちゃん入りでしたが、
この日は確認できませんでした。

第一便は2011年10月31日に台北発新千歳行きに充当されます。
ちなみに新千歳/台北線はBR116、BR115便、
成田/台北線はBR2197、BR2198便、福岡/台北線はBR2106、BR2105便がハローキティジェットで運航される予定です。


2011年10月23日(日曜日)

景美人権文化園区を郭振純さんにご案内いただきました

台北郊外にある新店の旧軍人監獄を取材してきました。
ここは現在、景美人権文化園区として整備され、公開されています。

戦後の台湾を覆った白色テロという名の暗雲。
蒋介石時代に始まった恐怖政治は
反対派粛正という名目で多くの人が不当に逮捕され、
様々な形で人権蹂躙が行なわれてきました。

こういった史実は国民党政府による徹底的な言論統制によって長らく隠されてきましたが、
1990年代後半、李登輝総統時代に急速に民主化が進められ、
ようやく全容が明らかになりつつあります。
私もこういった受難者の方々の証言を集め、聞き取り調査をしてきましたが、
あまりのむごさに毎回、言葉を失います。


かつての独房などもそのまま残されています

現代を迎え、今では遠足でやってくる学生もいるそうですが、
まだまだ訪問者が多いとは思えません。
ちなみに国民党政府のお膝元である台北の学校がやってくることは
ほとんど皆無だそうです・・・


思想改造が行なわれた現場。収容施設の劣悪な環境に驚かされます

今回、22年の投獄を強いられた郭振純さんにたっぷり5時間、ご案内いただきました。
郭さんは足を少し患っていますが、
日本人にもぜひ台湾の歴史を知ってほしいという願いから、ボランティアガイドを続けています。
なお、郭さんはご自身の体験を雑誌「MOKU」に長期連載をしていますので、こちらもぜひご覧下さい。

http://www.moku-pub.com/index.html


郭振純さん。奥様とのツーショット

景美權文化園區はMRT大坪林駅からタクシーで5分です。
多くの方に訪れていただきたい場所です。

http://jmhrmcp.cca.gov.tw/
ウェブサイト(月曜休館です)


2011年10月21日(金曜日)

李登輝元総統をお訪ねしました

このたび、ご縁をいただき、李登輝元総統をお訪ねしました。
8月についで2回目の訪問になりますが、とてもお元気そうで、たっぷりとお話しをうかがえました。

今回は現在の日本に対するメッセージを中心にお話しをうかがいました。
前回と同様、具体的な例や数字を挙げながら、様々な切り口からの提言をいただきました。
どれも興味深いお話しでした。

記事についての詳細は後日、改めてご報告したいと思います(今しばらくお待ち下さい)

今回は李登輝さんご自身の軍隊体験や、台湾引き揚げ時のエピソード、終戦直後の台湾の状況、知られざる書店経営の話、
公学校時代の思い出、千葉県稲毛での見習い士官時代、名古屋の高射砲部隊の話、芝山厳神社のお参り、謝雪紅の話など、
これまであまり語られていない部分のお話しを数多くうかがえました。
とても密度の高い2時間でした。


2011年10月20日(木曜日)

【転載】 プロレスラブin Taiwan チケットご優待のおしらせ

【転載】
2011プロレスラブin Taiwan チケットご優待のおしらせ

来る11月5日(土)、6日(日)台湾大学体育館にて、
武藤敬司率いる全日本プロレス“第4回2011プロレスラブin Taiwan”が開催されます。
今年は全日本対外人をテーマに、元WWE王者ビッグダディーやTAJIRI、ウルティモドラゴン、
そして、台湾初の女子プロレスラー(真琴)も参加。5日にはグレートムタも登場します。

ひとりでも多くの皆様にご観戦いただくことを目的に、以下の内容でチケットのご優待をさせていただきます。
ふるってお越しいただけますよう、お願い申し上げます。

開催日時:
11/5 (六) 19:00PM 試合開始
11/6 (日) 15:00PM 試合開始
所要時間:約 3時間(休憩含む)
場所:台灣大學綜合體育館(臺北市羅斯福路四段一號)

ホームページ:http://citytalk.tw/sevent/wrestling/index.php

- チケットご優待販売方式:-

u 5,000元、4,500元、4,000元、3,000元の席をお求めの方に限り25%引きの御優待となります。
u お申し込みは10月27日(木)正午までとさせていただきます。
u サンバイト台湾宛に電話にて御連絡下さい。
u 座席の指定はできません。なるべく見やすい席をお取り致します。
u チケットは当日会場2F入口に設置する“チケット受渡し窓口”にて代金と交換します。
u ご購入確定後のチケットは取消しが効きませんのでご注意下さい。
u ご希望の価格帯の席が売り切れた場合はご容赦下さい。

お問合せ/お申し込み: 
サンバイト台湾 三貝徳(股)有限公司
台北市八徳路三段230号10F-2
Tel: 02-2577-6626 (営業時間 平日9:30 〜18:30 に限る)
Fax: 02-2577-6880

担当:
如意 携帯0910-239-516
朱小姐 携帯0911-087-236
E-Mail  carol@san-byte.com.tw


2011年10月14日(金曜日)

郭徳発さんのウェブサイト

今年5月に他界された郭徳發さん。
陸軍特別幹部候補生として日本へ赴き、終戦を迎えた経験をお持ちでした。

私もいろいろなお話しをうかがいました。笑顔の優しい、穏やかな方でした。
残念ながら、日本からの知り合いを案内していた帰り、オートバイで事故に遭ってしまい、その後、長く入退院を繰り返していました。
私はちょうど同日に京都で講演があり、告別式に列席できませんでした。最後のお別れができなかったことを今も悔やんでいます。

生前、郭さんはパソコンにも強く興味をお持ちで、自作のウェブサイトを作られていました。
ご覧いただければおわかりと思いますが、内面からにじみ出てくる「平和への祈り」が感じられる空間でした。
手作り感いっぱいの魅力的なウェブサイトです。

このたび、郭さんが手がけてこられたウェブサイト「平和への祈り」を永遠にお伝えするべく、全データを拙サイト内に移しました。
高雄の「戦争と平和記念公園」設立に尽力された許昭栄さん、NHKのど自慢を台湾で実施するために奔走した呉正男さんほか、
多くの方について、詳しく記されています。

どうか、多くの方の目に触れてほしいと切に祈ります。

拙サイトのトップページ、左下に入口を作ってあります。

http://kakutokuhatsu.katakura.net/
郭さんのトップページ

郭さんのことは永遠に胸に秘めていきたいと思います。
どうぞ安らかにお休みください。

合掌

        


2011年10月13日(木曜日)

11月12日、法政大学で講演を行ないます

         

このたび、法政大学地理学会と地理教育研究会にお招きいただき、講演をさせていただくことになりました。

テーマは「もっと知りたい台湾・現地在住作家の語る台湾事情」というものです。
震災復興支援に関する背景や現代台湾事情、日本との歴史的関わり、鉄道ブーム、歴史建築など、
いくつかのテーマをご用意したいと思います。

11月12日(土)15時からとなります。
会場規模は200名程度とのこと。入場は無料で学外の方もお越しいただけますので、どうぞよろしくお願いします。

会場でお会いできることを楽しみにしております。


2011年10月12日(水曜日)

全日本プロレス台湾大会2011年11月5日・6日

11月5日と6日。国立台湾大学体育館で行なわれる全日本プロレスの台湾大会。
今回からは大手紙・聯合報が主催者に変わります。


台湾のプロレスファンはノリがいいので、盛り上がります!

注目の対戦カードですが、あまりにも評判が悪かったためか、
ここにきて、なんとWWEのスーパースター・TAJIRIが緊急出場(もうリリースが出ている頃です)。
初日にはグレートムタとの競演もあり。

また、注目の女子レスラー・栗原あゆみの出場がキャンセルになり、かわりに真琴の出場が決まりました。
個人的に大ファンだった三田英津子つながりで期待はしたいものの、
台湾初上陸となる女子プロを背負うにはあまりにも荷が重いような気がします。

台湾に女子プロを定着させられるか?

11月5日と6日、会場で会いましょう!

http://wrestling.ishow.gmg.tw/
カード、チケットについてはこちらをご覧下さい。


115 queries. 0.341 sec.
Powered by WordPress Module based on WordPress ME & WordPress

 アクセスカウンタ
今日 : 4484448444844484
昨日 : 265265265
総計 : 4191002419100241910024191002419100241910024191002

Copyright © 2000-2011 片倉 佳史 KATAKURA Yoshifumi All Rights Reserved.台湾特捜百貨店