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 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2024年7月11日(木曜日)

蝶の集団吸水〜南投県埔里

夏と言えば、蝶の季節。
今回は南投県の埔里を訪ねました。

メスジロキチョウに混じってウスムラサキシロチョウがいます。
暑い一日でしたが、蝶さんぽは続きます。


2024年5月18日(土曜日)

合歓山東峰でニイタカシャクナゲを愛でる

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台湾探見〜片倉佳史の台湾体験(鳥の部)

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『台湾のトリセツ〜地図で読み解く初耳秘話』(昭文社)

https://amzn.to/2VNMcNm
『台湾旅人地図帳』(ウェッジ) amazonのページ


2024年4月22日(月曜日)

アリサンヒタキ〜台湾探鳥日記

アリサンヒタキもまた美しく、そしてかわいいのですが、
2000メートルを超える高山地域でしか出会うことができません。

紫色の印象からか、気品も感じられますね。
彼に会うだけのために台湾の山に足を運ぶ。
それもまたいいのかなとひとり納得しています。
合歓山にて。海抜3280メートル付近にて。

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2024年2月16日(金曜日)

北斗七星〜海抜3000メートル地点にて

海抜3000メートル地点。
寒空の中、北斗七星を撮影してみました。

寒いだけでなく、風が強くて困りました・・・
合歓山に近い場所にて撮影。


2023年10月1日(日曜日)

涼麺を深掘りします〜台湾グルメ漫談

台湾グルメ漫談の第42回目。
今回は常温でいただく麺料理「涼麺」を取り上げてみました。

台湾在住25年の内海彰さんと深掘りしています。
定番の涼麺のほか、雲南式の涼麺、南投県でいただく雲南省少数民族料理、
嘉義のご当地涼麺なども紹介しています。


2022年12月2日(金曜日)

【動画】台湾の原住民族文化に入り込んだ日本語

【動画】台湾の原住民族文化に入り込んだ日本語

台湾特捜チャンネル。
Youtubeによるライブ配信です。

https://youtu.be/eiQiUOa16a8
アドレスはこちらです

タオ族,アミ族,日本語,台湾特捜百貨店,片倉佳史,カナカナプ族,サアロア族,セデック族,タイヤル族


2022年2月6日(日曜日)

澤井市造の墓石

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明治期の台湾で活躍した沢井市造(市蔵)の墓碑。
台湾が日本の統治下に入った明治28年、
46歳で台湾に渡って沢井組を創業。幅広く活躍した人物です。
台湾を拠点に、数多くの土木事業を請け負いました。

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墓地は台北市の三板橋共同墓地にありましたが、
敗戦後、管理者がいなくなって荒れ果て、
その後、中国から渡ってきた下級兵士たちがバラックを建てて棲みついていました。

墓石ですが、現在、南投県の中興新村に置かれています。
傍らにあるのは第七代台湾総督・明石元二郎の墓石です。

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2021年7月28日(水曜日)

タイワンルリチョウ〜台湾探鳥日記

台湾もコロナショックに見舞われ、
なかなか撮影に出られない日々が続いています。
もう少し、我慢しなければならないようです。

https://ktkr-taiwan.blogspot.com/search/label/台湾の鳥
台湾探見〜片倉佳史の台湾体験(鳥の部)


2021年5月10日(月曜日)

目元が美しい竹鳥(タケドリ)に出会う〜音声配信

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この鳥はまさに一目ぼれでした(笑)
台湾の鳥友(バーダーさん)から写真を見せてもらった際に
いてもたってもいられなくなり、
すぐさまスケジュールを調整。
一週間後に南投県の山奥に入って撮影を楽しみました(笑)

https://ktkr-taiwan.blogspot.com/search/label/台湾の鳥
台湾探見〜片倉佳史の台湾体験(鳥の部)


2021年3月29日(月曜日)

ニイタカキクイタダキと出会う

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野鳥観察のスポットとして知られている合歓山。
今回は高山地域だけに棲息する鳥に会ってきました。
メインは「ニイタカキクイタダキ(新高菊戴)」。
この鳥も海抜2000メートル以上のエリアだけで見られる鳥です。

https://note.com/katakuratw/n/n93e84635fa13
ニイタカキクイタダキに出会う(noteの記事です)

身体が9センチと小さく、
しかも常に動き回っているので、
撮影は困難を極めます。
でも、撮れてよかった!
また、会いに行きたい鳥さんです。
台湾固有種。

https://ktkr-taiwan.blogspot.com/search/label/台湾の鳥
台湾探見〜片倉佳史の台湾体験(鳥の部)

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2021年3月27日(土曜日)

アリサンヒタキとの出会い〜台湾探鳥日記

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阿里山ビタキとの出会い。
エレガントな雰囲気をまとったかわいい鳥です。
台湾固有種で、しかも、海抜2000メートル以上の山岳部に行かないと出会えません。

今回は合歓山で何度となく出会うことができましたが、すぐにでも再会したくなってしまいます。
合歓山では松雪楼の裏手によく表れますが、
私は小風口で撮影を楽しみました。

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2021年3月23日(火曜日)

タカサゴマシコに出会う〜台湾探鳥日記

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ワインレッドのタカサゴマシコ。
中国語では酒紅朱雀と言います。

これもまた、台湾の高山地域にしかいない台湾特有種。
海抜2000メートル以上のところではないと見られないのですが、
チャンスは比較的多い鳥さんです。
おすすめは合歓山の松雪楼周辺。

ちなみに私が以前使っていたIphoneはこの鳥の色に合わせていました。
今愛用しているIphone12proMaxにはこの色がなくて残念・・・。

なお、鳥の撮影はどうしてもアップでしっかりと表情を狙うことばかり考えてしまいますが、
フォルムだけでじゅうぶんに魅力的なので、下のようなカットもまた、いい感じです。

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2021年3月15日(月曜日)

タイワンルリチョウとの出会い〜台湾探鳥日記

いつも美しいタイワンルリチョウ。
また逢いたいな・・と思いつつ、今日も机に向かいます。

ここ数日間、PM2.5がひどい状態になっている台湾。
自称大国の隣人への怒りが膨れ上がります・・・

写真は南投県の渓頭・杉林渓の取材の際に撮ったもの。
光線具合によって色合いが変わるので、
運が重要になってきます。

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2020年10月16日(金曜日)

集集線の歴史〜連載「片倉佳史の台湾歴史紀行」

【拙著・拙稿】

日本台湾交流協会の機関誌『交流』に寄稿している連載「片倉佳史の台湾歴史紀行」。
2020年10月号では台湾中部を走る集集線(二水〜車埕)の歴史について書いています。

日本統治時代の駅舎が残る二水駅や、
台湾中部大震災で半壊し、その後に復元された集集駅などについても触れています。

https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2020/9月/2009_09katakura.pdf?fbclid=IwAR05iMB_Et89N_byLeGVjfOMg1I7HLBKxVGpYN5Tn1awSkhu5H_GKZ5vAK4
記事はこちらから

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なお、この連載は不定期ではあるのですが、
2014年から始まっており、
すでに通算6年に達しています。時の流れの早さを感じます。

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2020年8月1日(土曜日)

合歓山〜海抜3417メートルの世界


2020年2月21日(金曜日)

竹山散歩〜竹青庭人文空間と台西冰菓室

南投県竹山を訪れました。
ガイドブックなどではあまり紹介されることがない小さな街ですが、
なかなか趣き深い都市です。

竹山の中心部に位置するのは台西客運のバスターミナルの跡地。
バス乗り場はすでに移転していますが、
かつてのバスターミナルは、文化空間として整備されています。

現在、1階はアイスクリーム屋である「台西冰菓室」に、
2階の運転手の宿舎だった部分は
竹をテーマにしたレストラン「竹青庭人文空間」に生まれ変わっています。

台西冰菓室

レストランには竹を編んだ美しい柱が見られるほか、
竹製のスプーンや箸など、オリジナルの製品が用いられています。
ここでは竹を用いた料理を味わうことができ、美食スポットとしても人気があります。
まさに竹づくしの空間です。

竹青庭人文空間

料理は定食のスタイルで、
メインにはタケノコと豚角煮、タケノコと地鶏の煮込み、
タケノコと豚肉団子などがあります。

どれを選んでも、味わい深い竹山産のタケノコが存分に味わえます。
値段は250元から300元と、手頃なのも嬉しいところです。

台西冰菓室

「台西冰菓室」では抹茶味やドラゴンフルーツ味、
ベトナムコーヒー味、海塩味などの手作りアイスクリームが楽しめます。
ここの特色は竹製のアイスカップとスプーンを用いていること。
これは近くの「元泰竹藝社」で製造されたもので、
現代的な洗練されたデザインとなっています。
地球に優しいエコ商品であることも注目されています。

何培鈞
かなり手が込んだソフトクリームです


まさにバスターミナルでソフトクリームを味わいます

「竹青庭人文空間」と「台西冰菓室」を運営しているのは
「小鎮文創」という会社です。
代表の何培鈞さんは40代の青年実業家です。
大学生時代に登山をするためにこの地を訪れ、
美しい景色に魅せられたとのことです。

何培鈞.竹青庭,台西客運竹山站

日本でも自然を大切にし、
地域再生を目指す「里山」といった概念が注目されていますが、
何さんもこの考え方に共鳴し、10数年前に竹山へ移住してきました。
もともとは山間部で老家屋を利用した民宿を経営していましたが、
数年前から廃棄されたバスターミナルの再利用も手掛けるようになりました。

何培鈞,竹青庭

「古い建物を修復、保存し、この土地の文化を残していきたい」と言う何さん。
地元の青年実業家と協力し合い、
竹山という小都市をいかに盛り上げていくかを常に考えています。
今後の展開が楽しみな場所です。

竹青庭人文空間
竹山鎮竹山里菜園路27號2樓
049-2656-176
11:30〜17:00

台西冰菓室
竹山鎮中山里菜園路27號
10:00〜17:00

竹青庭人文空間


2020年2月6日(木曜日)

太陽討伐伝説〜ブヌン族カンタバン族群の場合

過去記事から。
NNAの連載「片倉佳史の台湾雑感」の記事です。

台湾原住民族の伝承を取材していると、
太陽征伐伝説というものがよく見られます。
しかし、部族・集団によって細部が異なり興味が尽きません。
今回取り上げたのはブヌン族のカンタバンと呼ばれる集団の伝承です。

残念ながら、こういった伝承・伝説の取材は
年々難しくなっています。


2019年6月29日(土曜日)

埔里で蝶たちに出会う

カテゴリー: - katakura @ 21時59分10秒

埔里に蝶の撮影に行ってきました。
台湾に暮らしているとはいえ、なかなか蝶の撮影に行くことができず、
悔しい思いを続けてきました。

今回も常宿のゲストハウス・プリにお世話になり、
オーナーの渡部さんからいくつもの情報をいただいての撮影でした(ありがとうございます!)

今回は鯉魚潭近くで蝶たちに出会えました。
動画をご覧ください。


2019年4月19日(金曜日)

【講座案内】4月25日(木)18時から 知られざる新高山(富田恭敏)


2019年3月16日(土曜日)

竹青庭人文空間と台西冰菓室

竹山の町の中心部に位置する台西客運のバスターミナルの跡地。
ここは現在、1階はアイスクリーム屋である「台西冰菓室」に、
2階の運転手の宿舎だった部分が
竹をテーマにしたレストラン「竹青庭人文空間」に生まれ変わっています。

台西冰菓室

レストランには竹を編んだ美しい柱が見られるほか、
竹製のスプーンや箸など、オリジナルの製品が用いられています。
ここでは竹を用いた料理を味わうことができ、美食スポットとしても人気があります。
まさに竹づくしの空間です。

竹青庭人文空間

料理は定食のスタイルで、
メインにはタケノコと豚角煮、タケノコと地鶏の煮込み、
タケノコと豚肉団子などがあります。

どれを選んでも、味わい深い竹山産のタケノコが存分に味わえます。
値段は250元から300元と、手頃なのも嬉しいところです。

台西冰菓室

「台西冰菓室」では抹茶味やドラゴンフルーツ味、
ベトナムコーヒー味、海塩味などの手作りアイスクリームが楽しめます。
ここの特色は竹製のアイスカップとスプーンを用いていること。
これは近くの「元泰竹藝社」で製造されたもので、
現代的な洗練されたデザインとなっています。
地球に優しいエコ商品であることも注目されています。

何培鈞
かなり手が込んだソフトクリームです


まさにバスターミナルでソフトクリームを味わいます

「竹青庭人文空間」と「台西冰菓室」を運営しているのは
「小鎮文創」という会社です。
代表の何培鈞さんは40代の青年実業家です。
大学生時代に登山をするためにこの地を訪れ、
美しい景色に魅せられたとのことです。

何培鈞.竹青庭,台西客運竹山站

日本でも自然を大切にし、
地域再生を目指す「里山」といった概念が注目されていますが、
何さんもこの考え方に共鳴し、10数年前に竹山へ移住してきました。
もともとは山間部で老家屋を利用した民宿を経営していましたが、
数年前から廃棄されたバスターミナルの再利用も手掛けるようになりました。

何培鈞,竹青庭

「古い建物を修復、保存し、この土地の文化を残していきたい」と言う何さん。
地元の青年実業家と協力し合い、
竹山という小都市をいかに盛り上げていくかを常に考えています。
今後の展開が楽しみな場所です。

竹青庭人文空間
竹山鎮竹山里菜園路27號2樓
049-2656-176
11:30〜17:00

台西冰菓室
竹山鎮中山里菜園路27號
10:00〜17:00

竹青庭人文空間


2019年3月15日(金曜日)

台湾の竹炭の文化に触れる

台湾は竹の産地として知られています。
今、私たちはこの台湾の竹の文化に興味を感じ、
取材を続けていますが、
今回は嘉義県大埔郷にある竹炭の製造工場を訪れました。

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台湾における竹の文化は長い歴史を誇りますが、
意外にも、南投県や嘉義県で竹炭の製造が始まったのは、
比較的最近のことで、1999年9月21日の台湾中部大震災以降のこと。
被災地を復興させるための新たな地場産業として竹炭が注目され、
政府主導で研究開発が始まったのだと言います。

ここ「坪林竹炭」の林唐玄さんの工場も
林業試験所や林務局によって指導を受けて始まったもの。
日本からも技術者が2〜3ヶ月に一度訪れていたとのことです。

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台湾の竹炭は主に「孟宗竹」を用います。
伐採した後、約1メートルくらいにカットし、
亀裂が入らないように天日干しします。
その後、約一週間かけて弱火で焼いていきます。
火加減が強すぎると灰になってしまうのでコツが必要とのこと。
きれいに束ねて焼くと、
良質な竹炭ができるそうです。

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ちなみに、かまどの前には神様が置かれていました。

ここの竹炭はクオリティが高いことで知られています。
安全基準に達した「CSS認証」を擁しており、
この認証があるのは台湾全土でも4か所だけとのことです。

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ここで製造された竹炭は
主に衣類の繊維に用いられています。
除臭、保温のほか、遠赤外線効果もあり、
血の巡りが良くなると言われています。

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そのほか、竹炭酢や竹炭チップ、
竹炭石けんなども販売しています。
さらに、台湾のお茶請けとして人気がある竹炭ピーナッツもあります。
竹炭でコーティングしたピーナッツはほどよい甘さで、
やみつきになる美味しさです。
台北のスーパーなどでも売っているので、
お土産に買って帰るのもいいかもしれません。

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参考までにここの商品の値段をアップしておきます。
フクロウ150元
竹醋液100元
竹炭チップ200元 大300元
竹炭粉250元/250g
竹炭石けん150元
タオル150元


潘さん、林さん、ありがとうございました。


2019年3月13日(水曜日)

竹籟文創〜進化を続ける竹の工芸文化

台湾中部の南投県竹山。
ここは古くから竹工芸品で栄えてきた町です。
30年前までは竹製の椅子や机、カゴなどの製造が盛んでしたが、
現在はベトナムやカンボジア、中国製に市場を奪われているのが現実。
従来の竹製家具を製造する工場は数軒のみで、
多くは中国で製造し、ここ竹山で最後の仕上げをしているとのことです。

今回、私たちが訪れた「竹籟文創」は
こうした竹製家具の製造から一歩抜け出し、
大型の竹製オブジェを製作に活路を見出した工房です。
現在、台中で開催されている花博覧会の「竹跡館」も
「竹籟文創」が手掛けたもの。
これは高さ10メートルにおよぶ竹製のアーチで、
これまでにない精緻な大型作品として話題を集めています。

CEOである頼彦池さんは
著名な竹工芸家の二代目に当たります。
学業を終えた後、故郷を離れ、ホテルやレストラン、
航空会社、機械メーカー、プライベートジェットの整備など、
さまざまな分野で働きましたが、
家業を継ぐために竹山へ戻ってきました。
これまで企業で培ってきた管理能力と大型機械の組み立て技術を活かし、
現在は独創性豊かな竹工芸の大型作品を製作しています。

伝統的な竹工芸は衰退の一途をたどっていますが、
頼さんは自分たちの能力を最大限に活かし、
新たな道を切り開いています。
こうした工芸品を通して、
故郷・竹山の魅力を世界に向けて発信したいと意気込みを語ってくれました。

頼彦池

ちなみに、大型作品で使う竹は可塑性に富む桂竹を使用します。
椅子や家具や作るのには孟宗竹を使用するとのことです。

竹籟文創


2019年2月16日(土曜日)

iphoneXRに乗り換えました

契約更改を待てず、新しくiphoneXRを購入しました。
こだわったのは色です。
このワインレッドはぐっと惹かれるものがありました。
それはなぜかというと、下の写真をみてください。

ワインレッドを選んだのは、
この鳥の色に合わせたかったため。

台湾中南部の山岳地帯に暮らす「高砂猿子(タカサゴマシコ)」です。
台湾固有種の美しい鳥です。

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2019年2月3日(日曜日)

講座「新高山体験・玉山登山」〜富田恭敏氏を招いて

私と片倉真理がプロデュースする全16日間のイベント「台湾探見・探索日本」ですが、
今、各講師たちと折衝を続けています。
期間中毎日講座を設け、台湾をちょっぴり深く学び、
台湾の皆さんにも日本の魅力をより深く知ってもらいたいと思っています。

今日は「新高山体験・玉山登山」というテーマで5度、登頂している体験者と打ち合わせをしました。
詳細は少しお待ちください。
この講座はGW中の開催を考えています。

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2019年1月30日(水曜日)

南投県竹山、竹刀の製造を取材

台湾は「竹」に関する工芸品や地場産品がとても発達している土地。
また、良質の竹を多く産出し、
さらに絶品のタケノコ料理も味わえます。

今回はご縁をいただき、竹に関する取材をしてきました。
南投県竹山は農業の盛んな土地ですが、
同時に竹を用いた様々な産業が発達しています。

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今回は「竹刀」の取材をさせてもらいました。
正直なところ、あまり知られていないのですが、
日本の剣道で使用されている竹刀の9割以上が海外産で、
その製造業者は台湾の会社です。

実際に工場があるのは中国とインドネシアなのですが、
その技術は疑いなく台湾のもの。そして素材は台湾産の竹です。
中でも台湾中部山岳地帯の「桂竹(けいちく)」は評価が高く、
これなしでは竹刀は存在せず、
日本の剣道界もなり得ません。

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とにかく圧倒されてしまう竹刀の材料庫

まず驚いたのは、竹が山積みになった材料倉庫。
見上げるまでのその様子に圧倒されました。
そして、裏庭にはその竹が組まれた状態で干されていますが、
その様子も美しく、印象的な光景でした。

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そして、オーナーが誠心誠意、
竹刀造りに向かい合っていることに感動を覚えました。

「台湾なくして剣道なし」という状況ですが、
残念ながら、日本で出回る竹刀に「台湾」の文字はなく、
ほとんど知られていません。
しかし、すでに半世紀以上、
台湾の業者が竹刀の製造を担っています。

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オーナーは
「もし中途半端なものを作ったら、とにかく危ない。
 子供たちに健全な剣道の精神が宿ってほしいので、
 私たちも気を抜かず、仕事に打ち込んでいます」
と語っていましたが、そういった気概に支えられ、
日本の剣道界は成り立っているんですね。

剣道家の皆さんにはぜひ知ってほしい事実だと思います。

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2019年1月12日(土曜日)

兼高かおるさんの訃報を聞く

カテゴリー: - katakura @ 01時48分07秒


2019年1月6日(日曜日)

日本台湾交流協会の機関誌『交流』の連載「片倉佳史の台湾歴史紀行」(2018年)

日本台湾交流協会の機関誌『交流』の連載「片倉佳史の台湾歴史紀行」(2018年)

第七回
 高雄(7)―南沙(スプラトリー)諸島の歴史
 https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2017/11/rekishi.pdf

第八回 2018年2月号
 高雄(8)―東沙(プラタス)島の歴史
 https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2018/2/HP.pratas.pdf

第九回
 蘭嶼〜黒潮に洗われるタオ族の島

第十回 2018年9月号
 台湾東部の鉄道建設史
 https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2018/9/rekishikiko.pdf

第十一回 2018年12月号
 日月潭〜景勝地と電力開発史、そして原住民族
 https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2018/12/rekishikiko.pdf


2018年12月31日(月曜日)

片倉佳史の台湾歴史紀行(第11回)〜日月潭、景勝地と電力開発。そして原住民族

【お知らせ】

日本台湾交流協会の機関誌『交流』。
そこに不定期で連載している「片倉佳史の台湾歴史紀行」。
2018年12月号はその第十一回。

今回は「日月潭〜景勝地と電力開発史、そして原住民族」という題で、
記事を寄せています。
以下のリンクから読むことができます。

サオ族やカハブ族についても触れています。
どうぞご覧ください。


2018年12月20日(木曜日)

カハブ族のスピーチ(埔里取材)

埔里に暮らすカハブ族の新年祭。
老婆のスピーチの様子です。
平埔族の文化はもっともっと勉強したいところです。


2018年12月18日(火曜日)

客家委員会を訪問しました

九州大学の講演を終え、台湾に戻りました。
そして、翌日は行政院客家委員会にお招きいただき、
いろいろとお話をしてきました。

詳細は後日、もろもろ発表いたします。

行政院の部署のいくつかは新北市新荘区にあります。
大きなビルでした。


2018年8月18日(土曜日)

埔里〜蝶が舞う谷

カテゴリー: - katakura @ 13時06分05秒


2018年2月21日(水曜日)

ブヌン族の太陽伝説

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2018年2月2日(金曜日)

日月潭紅茶の魅力(片倉真理)


2018年1月9日(火曜日)

ブヌン族の伝説〜NNA隔週連載「片倉佳史の台湾雑感」

NNAの隔週連載「片倉佳史の台湾雑感」。
ブヌン族に伝わる神話・昔話について書きました。

ブヌン族,山根太郎,NNA,片倉佳史,伝説


2018年1月6日(土曜日)

新年のご挨拶 台湾黒狗 2018


2017年11月27日(月曜日)

【動画】ブヌン族の口琴


2017年11月10日(金曜日)

憲兵殉難之碑(NNAの連載より)

NNAの隔週連載「片倉佳史の台湾雑感」。
南投県中寮郷にある憲兵殉難之碑について書きました。
廟の中で、信仰の対象となっていました。

https://katakura.jimdosite.com/
台湾特捜百貨店(新版)

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2017年9月26日(火曜日)

台湾は知られざる蝶王国〜nippon.comの記事

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【拙著・拙稿】 

知られざる台湾の蝶の生態と日本統治時代、
そして、台湾の人々の関わりについて nippon.com に書かせていただきました。

台湾の蝶の生態はあまり報道されることがなく、
とても残念に思っていました。

今回は台湾の蝶の魅力のみならず、そこに関わる人々の姿にも触れています。
蝶の生態を守るために、高速道路を一部閉鎖するというケースは世界的にも稀だと思います。

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高雄市美濃区の「蝶の谷」。ここには日本統治時代の関わりがあります

なお、本文は中国語に翻訳されていますが、貴重な写真を載せていますので、
どうぞご覧ください。

http://www.nippon.com/hk/column/g00438/
神秘的「蝴蝶大國」——世界矚目的臺灣自然生態

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2017年8月9日(水曜日)

合歓山でタカサゴマシコ(高砂猿子)に出会う


合歓山登頂


2017年8月8日(火曜日)

合歓山にやってきました

合歓山にやってきました。
酷暑続きの台湾ですが、ここは気温14度の世界!
とても涼しく、肌寒いくらいでした。

台北との温度差は20度以上です。


2017年8月7日(月曜日)

萬大集落に来ています


2017年5月22日(月曜日)

台湾のタケノコ・NNA連載「片倉佳史の台湾雑感」より

片倉佳史,タケノコ,NNA,台湾雑感


2017年5月21日(日曜日)

2017年の蝶、埔里(ゲストハウス・プリ)

カテゴリー: - katakura @ 23時42分04秒


2016年10月18日(火曜日)

ワタナベアゲハ

台湾はまさに蝶の王国です。
台湾固有種も多く興味が尽きません。

写真は埔里郊外で8月に撮影した一枚です。
右手に見えるのは日本統治時代に渡邊亀作氏が発見したとされる「ワタナベアゲハ」です。

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2016年8月25日(木曜日)

カンタバン事件について長老に聞く

ブヌン族の長老を訪問しました。
南投県の山岳部、埔里から自動車で二時間以上かかってたどり着きました。

ここ仁愛郷の萬豊村はブヌン族が暮らす集落で、
現地では「ココアド」を名乗っています。
日本統治時代はカンタバン社と呼ばれていました。

今回は今年91才になる長老を訪ね、
カンタバン事件についてお話をうかがいました。
この事件はブヌン族がセデック族を誘い出し、宴を用意して、
酔いが回ったところで惨殺したという事件です。

霧社事件を研究する上で欠かせない事件なのですが、
あまり広く知られていません。

集落は夏とは思えない涼しさでした。

カンタバン事件,ブヌン族,原住民,萬豊


2016年8月24日(水曜日)

ワタナベアゲハ(渡邊鳳蝶)に出会う

珍蝶ワタナベアゲハに出会いました。
台湾固有種の珍蝶に出会うことができて、大興奮です!

ワタナベアゲハは北埔事件の犠牲者・渡辺亀作が勤務中に発見したと言われているもの。
今度はメスに会ってみたいなと思いました。

Okuさん、ご教示ありがとうございます!

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2016年8月23日(火曜日)

タイワンイチモンジ

カテゴリー: - katakura @ 00時25分42秒

タイワンイチモンジ。
その名の通り、羽の上には一文字の白模様が入っています。
両端部分にオレンジ色の斑点が見られます。

結構じっとしているので、撮影は容易でした。

2016年8月21日、埔里の彩蝶瀑布にて

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2016年6月25日(土曜日)

増刷報告・『古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年』(祥伝社)

日本統治時代,台湾,祥伝社,片倉佳史,植民地

【増刷報告】 

2016年6月23日、
拙著『古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年』(祥伝社)の2回目の増刷が決まりました。
前回と同様、今回も1500部の増刷です。

この場を借りてご報告申し上げます。
ありがとうございました!心よりお礼申し上げます。

台南,日本統治時代,片倉佳史


2016年5月31日(火曜日)

ご報告・李登輝友の会千葉県支部、満員御礼、ありがとうございました!

李登輝,片倉佳史,李登輝友の会,千葉支部

講演のご報告です。
2016年5月28日の李登輝友の会千葉県支部主催の講演を無事に終えました。
おかげさまで100名もの方にお集まりいただきました。
満員になってしまい、補助いす対応になってしまった方もおられたようで恐縮です。

片倉佳史,李登輝

今回は「取材者の目で見た台湾〜より深く台湾を学ぶ」というお題でお話ししました。
より深く台湾を学んでいく面白さを主軸に据え、
少し掘り下げた内容にしてみました。
新聞記者でも学術関係者でもない目線と感性で接する台湾の歴史、文化、現地事情をお話ししてみました。

多くの方と台湾の魅力を分かち合うことができて、
嬉しく思いました。皆さんの熱いまなざしが嬉しかったです。

アップルマンゴー,片倉佳史,台湾

せっかくなので、
今回お話しした内容を以下に挙げておきます。

★年々盛んになる日台相互の交流〜若者たちは日本を目指す。その背景にあるもの

★激増傾向にある台湾への修学旅行〜その魅力はどこにあるのか

★80年前の卒業生、母校を訪ねる〜建成小学校の里帰り訪問記

★サアロア族の伝説から考える〜原住民族文化に触れる楽しみ

★カハブ族をご存じ?〜部族認定を願い、文化興隆を目指す人々

★サオ族の土地収奪問題〜小さな民族のたどった歴史と今

★台南美食の魅力を探る〜独自の世界を誇る府城美食。台南の料理はなぜ美味しいのか?

★パイナップル農場訪問記〜絶品のパイナップルを支える人々の話

★アップルマンゴー開発秘話〜人気のマンゴーはどのようにして生まれたか

★八田與一技師の精神〜ロータリークラブ入会時のスピーチ原稿に見えるもの

★台南銀座と若き建築家たちの話〜台南銀座には電線がなかった!

★台湾新時代。新政権の誕生と建築保存を考える

李登輝,片倉佳史,李登輝友の会,千葉支部

ご来場いただいたみなさん、嶋田支部長、そしてスタッフのみなさん、
もろもろのお心遣い、ありがとうございました!

今、多くの方からメッセージとメールをいただいております。
これからも台湾の魅力をわかちあっていきたいですね!
心よりお礼申し上げます。

台湾,講演,台北,片倉佳史


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