台湾に残る貴賓車、公開!
日本統治時代に製造された特別車両コトク1型、ホトク1型が特別公開されました。
この車両はいわゆる皇室関係者と総督クラスの専用車で、貴賓車と呼ばれているものです。
詳しくは拙著『台湾に生きている日本』(祥伝社)で書いていますので、そちらをご参照いただけると幸いです。
まずは台北郊外にある七堵車庫を訪れ、入場証を手にします。ちなみに公開はこの日のみで午前午後各一回のみ。限定50名でした
いました!コトク1は台湾総督専用。ホトク1は昭和天皇(皇太子時代)も乗車経験があります
ホトク1には明治の巨匠川端玉章の蒔絵があります(玉章と署名が見えます)
こういった装飾が随所に見られます。ノブには菊紋も見られました
実はこの車両を取材するべく、何度か各機関に申請を出していたのですが、ことごとく却下され、悔しい思いをしてきました(涙)
2004年に一度、公開されたことがありますが、次回はいつか不明ということもあり、電話受付はあっという間に定員に達してしまったそうです。
今回は鉄道ライターの結解喜幸さんとご一緒しました。イカロス出版の雑誌「鉄道時間」に記事をお書きになるそうなので、そちらもご覧ください。
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