台南県にある保安駅は木造駅舎が現役。 今やちょっとした観光名所となっており、この駅舎を訪ねてやってくる行楽客もいます。 落ち着いた雰囲気の駅舎は南国情緒に包まれていて、確かに途中下車が楽しいスポットです。 駅には記念スタンプなども用意されています。
先日もお伝えしたように、パイワン族の暮らすクナナウという村に行って来ました。 漢字では古樓村と書きます。日本語では「クナナウ」と書いていますが、正式な「な」の部分の発音はとても難しく、とても書ききれない音です。 さて、この集落であるおばあさんに声をかけました。パイワン族伝統の衣装が印象的です。
このおばあさんの服にはなんと10銭コインが! こういった衣装に付いた古銭はときおり見かけますが、ここまでたくさん付けている方には初めてお会いしました。 アップでもどうぞ。
戦前、日本兵として戦い、戦後は中華民国軍として戦った老兵たちがいます。 中には、中国で捕虜となり、人民解放軍に入った人や朝鮮戦争にかり出された人もいます。 2009年10月25日、高雄の旗津にある「戦争與和平紀念公園」でそういった老兵たちの追悼式典がありました。
この公園は2008年5月に自決した許昭栄氏の意思を継ぎ、運営されています。 生前、許さんはこういった兵士たちと「無名戦士」、もしくは「台湾兵」と呼んでいました。
たなびく旗と台湾兵の文字
この日、戦地で亡くなった方々のお名前が読み上げられ、その人生を悼みました。
スタッフのみなさんと。ご苦労様でした
今日は屏東県来義郷の古楼村を訪ね、パイワン族の五年祭を見せていただきました。 この村は日本統治時代はクナナウと呼ばれていましたが、実際は「な」に点々を打ったような発音です。 かつてはかなり大きな勢力を誇り、祭りも賑やかでした。 今回の祭事は七日間続いたそうですが、一日だけでも見られてよかったです。
写真は最も盛り上がるという、玉を上空で柱を用いて突くという競技です。
戦前は日本兵として、戦後は中華民国兵として戦地にかり出された人々がいます。 来る10月25日、高雄の旗津にある「戦争與和平紀念公園」で、そういった方々の慰霊のイベントが行なわれます。
なお、ここは昨年5月に自害された許昭栄さんの意思が結実した空間で、今は「台湾兵」について展示のある記念館もできています。 10月25日(日曜日)15時から17時です。旗津のフェリー乗り場でレンタサイクルを借りてアクセスすることをおすすめします。 ぜひ多くの方にお集まりいただけることをお祈りします。
豊富な資料を展示した記念館はぜひ多くの方に見学してもらいたいものです。
お問い合せ 高雄市關懷台籍老兵文化協會 聯絡人:莊盛晃 0910703618 戰爭與和平紀念公園主題館:(07)5719973 Email:juang.jeff@gmail.com
台湾中部の小都市・埔里。 ここは台湾島の中央に位置し、「台湾のへそ」とも言われています。 その町並みを俯瞰するべく、虎頭山にやってきました。ここはかつて神社があった場所。 今も石灯籠の一部が残っています。10年前に来たときは転がっていただけで、発見したときの喜びは大きかったのですが、 今や立派な保存対象になっています。
埔里の町並み
石灯籠
なお、埔里にあった神社は能高神社を名乗り、石灯籠や狛犬は郊外の醒霊寺という寺院にも残っています。
台中の玄関といえば、ここ。 1917(大正6)年竣工の駅舎は中央部には尖塔を抱き、当時の典型的なターミナル駅のスタイルを踏襲しています。 駅舎内には鉄道グッズを扱っている「台鐵本舗」が入っています。 ここでは拙著『台湾風景印−台湾・駅スタンプと風景印の旅』(玉山社)も置いていただいています。
少し曇りがかった日に撮影するといい雰囲気ですね
台中の名物レストラン「香蕉新楽園」。 久しぶりに台中市内の撮影に赴いたので、ここで夕食をとりました。 相変わらずの賑わいでした。
オーナーの呉さんとも再会しました。 お元気そうで、何よりでした。
お店のウェブサイトはこちら。結構凝ったウェブサイトです。 http://www.vernaldew.com.tw/
もはや単なるレストランではなく、台中指折りの観光名所。 私が手がけるガイドブックでは必ず紹介していますが、ぜひ多くの方に訪ねてもらいたいお店です。
会食などもできそうなスペースも新しくできています(2階)
今日は台中での取材を済ませてきました。 来年度版の『まっぷるマガジン・台湾』(昭文社)の地図チェックです ←これ、なかなか大変です
せっかくの機会なので、原色塗装が実現したイギリス製電車特急EMU100にのりました。 途中で先行していた韓国&南アフリカ製のプッシュプルが故障を起こしたりして、ダイヤは乱れましたが、 やはり吊り掛けモーターの響きは耳に心地よく、快適な2時間でした。
釧路新聞に記事を寄せました。 不定期連載なのですが、観光業者の方々のご参考になればと思い、 台湾人の旅行スタイルについて書いています。 今回は「記念撮影にみる台湾的旅のスタイル」というテーマです。 どうぞよろしくお願いいたします。
台湾で発行されている情報誌『な〜るほどザ台湾』にコラムを連載しております。 今回「片倉佳史のもっと知りたい台湾」で、6月に定期運用をはずれたイギリス製電車特急EMU100の話を書きました。 どうぞご覧ください。
http://www.naruhodo.com.tw/katakura/index.php?page=2&tcnt=30
台北の町並み、特にイメージカットを撮影する際には朝か夕方がイチバンかなと思っています。 朝のすがすがしさはもちろんですが、夕方のしっとりとした趣もなかなかのもの。 建造物を絡めたりする時は黄昏時にかぎりますね。
台湾桃園国際空港の最寄り駅はここ。 台湾高速鉄路が開業する前、初めて撮影に来ましたが、どことなくドイツっぽい駅舎に魅せられました。 なかなか途中下車する機会はありませんが、空港に到着後、ここから直接台湾南部へ向かう旅行者は多いそうです。
現在は忠烈祠となっている旧護国神社。 そこに奉納されていた神馬が228公園に移設されています。 脇腹には紋章も入っています。 この神馬像は確かに神社のものなのですが、なかなかその詳細が分からずにいました。 散策の途中に立ち寄ってみてください。
中国に食い込んだ島、馬祖島。 先日、馬祖国家風景区管理處の方とお会いする機会がありました。 私が初めてここを訪ねたのは1997年でしたが、当時はまだ灯火管制などもありました。 その頃を思い出しながら話していると、隔世の感があります。
長らく遺棄されていた古い建築物も民宿として生まれ変わっていたりして、驚かされます。 花崗岩を用いて造られた独自のスタイルです。建築好き必見の島です。
何気なく見える海のすぐ向こうに中国があります(この写真では見えませんが)
ガイドブックではあまり紹介されない・・・というか、紹介できない絶景。 どうしても紙面の都合で大きくは取り上げられないのですが、淡水の対岸から眺める夜景は素晴らしいものがあります。 淡水河を挟んで対峙する八里まではぜひとも渡し船をご利用ください。10分足らずの小さな船旅です。
豆腐の町として知られる深坑。 台北にも近く、気軽に訪れられる町ですが、ガイドブックを作っていると、 なかなか頁数をさけず、あまり深くは紹介できないのが残念です。
ここは老街と呼ばれる古い家並みが知られますが、夜の雰囲気もなかなかのもの。 名物豆腐料理に舌鼓をうち、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。 MRT木柵線木柵駅からバスが出ていますが、タクシーに乗っても150元程度です。
6月のダイヤ改正で定期運用から離脱したイギリス製電車特急EMU100。 現在、EMU300の自動扉化改造の遅れを受け、日曜日限定で運用に入っています。
隠れた名撮影地、汐科駅にて
現在、EMU100が入るのは以下の列車(日曜のみ運行) 1121次 七堵11:18→14:28員林 1120次 員林15:58→18:48七堵
特に1120次は台中ー台北間をノンストップで走るというとんでもない列車です。 吊り掛けモーターの爆音が楽しめ、音鉄趣味的ににはたまりません。 どうぞ多くのファンにたのしんでもらいたい列車です。
台湾鉄路研究の大先輩であり、撮影家でもある古仁栄さんにお会いしました。 数年ぶりの再会になってしまいましたが、お元気そうでした。
今回は夜行列車に通算1000日以上(!)も宿泊したという村山さんとも再会しました。 鉄道を通じて、本当にいろいろな方と知り合います(笑)
この日は古さんの暮らす深坑で豆腐料理を味わいました。 レトロな雰囲気の「黒狗兄倶楽部」というレストラン、本家の台北店は閉店してしまいましたが、こちらは健在でした(お店の繋がりはなしとのこと)。
先日行なわれたプロモーションでリング上から声をかけてくれた全日本プロレスのカズ・ハヤシ選手! これからも頑張って良い試合を見せてください。
11月20日、21日、楽しみにしています!
全日本プロレスのプロモーションを取材し、その足でラジオ局に。 帰宅後はプレゼン資料の製作に追われ、終わりと同時に就寝・・結局、この日は一度も食事ができなかった・・・
写真は武藤敬司と伍佰のお遊びカット。
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