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 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2010年9月30日(木曜日)

J-WAVEに出ます

明日早朝8時半(台湾の7時半)頃ですが、ラジオのJ-WAVEに出演します。
ジョンカビラさんの『TOKYO CROSSING』という番組です。

お時間のあるかた、どうぞダイヤルをあわせてみてください。
よろしくお願いいたします。


2010年9月29日(水曜日)

シラヤ族の公廨を訪ねる

台湾南部の平原と山麓部に暮らしていたとされるシラヤ族。
平埔(へいほ)族の中に含まれますが、文化的独自性は日本統治時代が始まる頃にはすでに消滅。
漢人文化に同化していたと言われています。

今回は西拉雅国家風景区の助けを受け、台南県内の各地に残る公廨(廟と集会所を合わせたような存在)を訪ねてきました。
公廨そのものは何度か訪ねたことがあったのですが、私自身、文献などでわずかに知られるばかりの存在のシラヤ族文化なので、
大きな興奮を得られました。引き続き、調査と探求を続けていきたいと思っています。

タヴォカンのエリア内にあった公廨。
ここの場合、漢人が祀る土地公とシラヤ族の祀る太祖が合わせて祀られています。
並べられた壺に神霊が宿るとされています。鹿の角か豚の頭骨が置かれていることが多かったです。

西拉雅国家風景区管理處、そして、地元のみなさん、ご協力ありがとうございました。

片倉佳史


2010年9月28日(火曜日)

八田与一技師を語る老人

烏山頭水庫で知られる八田与一技師。
すでに多くのところでその功績が語られていますが、なかなかご本人と時間をともにしたかたとお会いできる縁はありません。
今回、わずかながらですが、仕事で関わったという93才の老人・陳さんを訪ねることができました。
陳さんのみならず、奥様も電話交換手として八田さんとやりとりをしたことがあったそうです。
貴重なお話しをたくさんうかがうことができました。

嬉しい気持ちと同時に、残された時間が非常に限られている現実を痛感させられた一日でした。


2010年9月27日(月曜日)

釈迦頭(シャカトウ)餅

プユマ族の知り合いからいただいたもの。
釈迦頭はその名のごとく、お釈迦様に似た風貌の変わったフルーツ。
それを用いたお菓子です。さわやかな甘さでしつこさがありません。
まだまだメジャーではありませんが、今後、人気が出そうな気がします。


2010年9月26日(日曜日)

パフィーのコンサート

パフィーのコンサートに行って来ました。
中国語バージョンを唄っているので、よく来ているのかと思ったら、
なんと12年ぶりだそうです。台湾ファンのノリの良さに支えられて、いい感じでした。

久しぶりにじっくりイスに座った気がしました。


廣枝音右衛門氏の慰霊祭

            

大東亜戦争末期、マニラ市街戦で自決し、多くの台湾人日本兵を救った廣枝音右衛門氏。
その慰霊祭に行ってきました。苗栗県の獅頭山。私は2年ぶりの訪問でした。

http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=202
2008年の様子
部下たちは台湾に戻り、30年前から欠かさず慰霊祭を行なってきたといいます。
しかし、4年前からはその部下も唯一人となってしまい、劉維添さんがお一人でその役目をつとめておられます。

今回、台北在住の若手実業家・渡邊崇之さんに同行させていただき、友愛会の有志とここを訪れました。
慰霊祭は11時から行われ、その後、劉さんに廣枝警部との思いでをお聞きしました。

最後は同行者みんなで記念撮影です。


2010年9月25日(土曜日)

佐々木蔵之介さんの番組(本日)

佐々木蔵之介,片倉佳史,台湾,南投県,鹿谷

テレビ番組のお知らせです。本日、ABC朝日放送の番組に家内と出演します。
俳優の佐々木蔵之介さんの番組「LIFE〜夢のカタチ〜」です。
今回は台湾のお茶文化がテーマで、佐々木さんとご一緒し、日月潭や南投県の鹿谷をおとずれました。
私と家内は前半を中心に出演し、後半は凍頂烏龍茶の修行を積んでいる好青年・浦山さんが登場します。

午前9:55〜10:25の30分。
機会のある方、どうぞチャンネルを合わせてみてください。


2010年9月24日(金曜日)

澎湖料理・花菜干(台北店)に行く

澎湖では知らない人はいないとまで言われる名物レストラン。
しかも、澎湖でありながら、海鮮でないという変わり種。
その分店が台北市同安街にオープンしました。


まずは花枝丸(いか団子)。台北のものが食べられなくなります(笑)


そして名物の花菜干。一度天日にさらしたカリフラワーは意外にこりこりしています。


メニューは200ー300元程度と手頃。珍しい料理が多いです。

花菜干人文懐旧餐廳(台北店)←場所がややわかりにくい
台北市同安街84号
02−2369−0868


場所が分かりにくいのが難。丁州路から同安街を新店渓方面に進みます。


2010年9月23日(木曜日)

佐々木蔵之介さんの番組に出ます

佐々木蔵之介,片倉佳史,LIFE〜夢のカタチ〜

近畿圏限定ですが、佐々木蔵之介さんの「LIFE〜夢のカタチ〜」に出演します。
大阪朝日放送の番組で「LIFE〜夢のカタチ〜」というもの。俳優の佐々木蔵之介さんが台湾を訪れ、台湾のお茶世界を探険します。
私と家内は前半を中心に出演します。放映日は9月25日(土曜日)の午前9:55〜10:25。

           佐々木蔵之介,片倉,LIFE〜夢のカタチ〜

私は顔の状態がまだ完全でない状態でしたが、佐々木さんをはじめ、スタッフの皆さんに支えられながら、こなすことが出来ました。

どうぞよろしくお願いいたします。


2010年9月21日(火曜日)

自由時報で紹介されました

9月17日号自由時報の美食特集記事に出てしまいました・・・
日本人からみた台湾料理の魅力ということで、夫婦で好き勝手にお話しさせていただきました。
定番がいいとのことで、欣葉と梅子をセレクト。顔の治りが完全でないため、カメラマンさんも気を遣ってくれました。
どうもありがとうございます。

取材するのは得意ですが、されるのはなかなか難しいですね。


2010年9月20日(月曜日)

北埔の秀巒公園に残る石灯籠

新竹県の北埔はかつて北埔事件が起こった町。
ここには一九九八年、初めて調査に訪れ、倒されて傷つけられた日本統治時代の石碑を発見しました。
その様子は拙著『台湾土地・日本表情』(玉山社)に書いていますが、そこを採訪しました。
どういうわけか、当時転がっていた石碑は見あたらず、いくつかの残骸(前回は未確認)があったのみでした。

        

北埔事件についてもまだまだ調査が足りないので、時間的な焦りを感じつつ、
取材活動を続けていきたいと思います。

それと、ここにはワタナベアゲハという珍蝶もいます。
発見者は事件犠牲者の渡邊亀作巡査。気になるところです。


2010年9月19日(日曜日)

明け方の日月潭

未明の日月潭。
大阪朝日放送のテレビ番組の収録で訪れた際、
こっそりと5時起きして撮影しました。やはり未明の日月潭は格別な美しさですね。

佐々木蔵之介さんの番組「LIFE〜夢のカタチ〜」は9月25日の放送です。

佐々木蔵之介,日月潭,片倉佳史,朝日


2010年9月18日(土曜日)

マンゴー料理

台南県玉井で食べたマンゴーの創作料理。
マンゴーは種類が多く、かき氷ではアップルマンゴーがメジャーですが、
料理にはカイトという種類のものが用いられているそうです。
とりわけ、カイト種はソースにすると美味しさが際立つのだとか。


2010年9月17日(金曜日)

望安島を鳥瞰

望安,C130

C130から見た望安島と将軍嶼。


2010年9月15日(水曜日)

東沙環礁へ行ってきました

東沙

東沙環礁へ行ってきました。
ここはご存知「アジアの火種」の一つ。英語名はプラタス諸島と言います。
今回行政院新聞局のプレスツアーで行ってきました。

プラタス諸島,C-130

移動はもちろんこれ、軍事輸送機c-130です。
軍事オタクの方々はこの時点で興奮気味。ちなみにロングシートです(笑)

東沙島

いくつかのスポットを回らせてもらいましたが、海野美しさは格別です。
ここまできれいなのはちょっと記憶にありません。

ちなみにこの島にも高雄市民が2人住んでおり、
公共バスも走っています。

それと、この滑走路はもともと燐鉱石の採掘場で、
1939年に日本軍が滑走路を整備したところです。

通常ではいけないところですが、
早く多くの方に訪れて欲しいものですね。


本日、東沙諸島へ行って来ます。

本日、行政院新聞局のご招待で東沙諸島へ行って来ます。
二度目ではありますが、なかなか行けない場所なので、たのしみです。

青い空は見たことのない美しさ


高雄の市営バスも走っています


2010年9月14日(火曜日)

中山堂(旧台北公会堂)

日本統治時代に建てられた台北公会堂。
決して非公開ではありませんが、なかなかこの大ホールを撮影することはできません。
このたび、ちょっとした計らいで撮影許可をいただきました。
圧倒される館内美ですね。


2010年9月13日(月曜日)

蘭嶼の大草原

ちょっと意外な風景。
台湾の東南に浮かぶ島・蘭嶼。

意外ではありますが、ここではこんなスケールの大きい草原が見られます。
思わず寝ころびたくなる景色です。


2010年9月12日(日曜日)

士林夜市の謎

どういうわけか、政府主導のコンテストでは必ずナンバー1の称号を得られる士林夜市。
実数も全く公表されず、そもそもこんなコンテストなど、知っている人に会ったことがないというお粗末さ。
なんかが薄汚い意図が見え見えですね(苦笑)

政府の指導を真正面からくみ取り、また、パパイヤミルクが一杯50元もするという現実を旅行者がどう感じるのか、
なんいも分かっていないというのが浮き彫りですね(笑)


2010年9月10日(金曜日)

関子嶺温泉のドロ湯

台湾4大温泉のひとつ、関子嶺温泉。
ここの名物はドロ湯。チャーコールグレーの独特な色合いがインパクト大です。
湯は意外にもさらっとしていて、どろどろというわけではありません。

しかし、入ってみると、男女を問わず肌がつるつるになります(結構びっくりします)。


このドロを顔や肌に塗ります

ガイドブックでは必ず紹介されているスポットですが、
温泉街は日本統治時代のものよりも高い場所に移りつつあります。
日本統治時代の木造旅館「關仔嶺大旅社」もありますが、やや寂れてしまっています。

スパリゾートが多く、日本的な湯治場の雰囲気は急速に消えつつあります。
温泉というよりも、プール的な感覚のところが多いという現実も知っておきたいところです。


景大山荘の浴場です


2010年9月9日(木曜日)

南投県鹿谷郷。凍頂烏龍茶、秋茶の収穫

台湾の中部、南投県の鹿谷(しかたに)郷は凍頂烏龍茶の産地。
先日、秋茶の茶摘み風景を撮影してきました。
秋茶そのものはマイナーな存在ですが、天候にも恵まれて、いいカットがとれました。


2010年9月8日(水曜日)

自由時報の取材を受けました

先日、自由時報から取材を受けました。
テーマは「日本人が見た台湾料理」。いくつかの店をご紹介しながら、
日本人の視点から見た台湾料理の世界をコメントさせていただきました。
相手が美食記者だけに、楽しく会話ができました。
まだ、顔の治りはよくないので、カットはできるだけ斜めからをリクエスト・・・・


2010年9月7日(火曜日)

交通部観光局頼局長のスピーチ

日月潭の雲品酒店でおこなわれた観光局主催のパーティ。
女性局長の頼さんのスピーチシーン。


台湾紅茶と日月潭

収録二日目。今日は茶葉料理の竹里館へ行き、その後、茶芸サロンを訪問。
台湾紅茶と東方美人茶を味わい、佐々木蔵之介さんも気に入ってくれたようでした。
その後、日月潭を訪問。明日に備えます。


2010年9月6日(月曜日)

佐々木蔵之介さんにお会いする

俳優の佐々木蔵之介さんにお会いしました。
リージェントホテルで打ち合わせをし、龍門客棧で夕食。
「白い巨塔」ではほっそりとした印象でしたが、意外にがっちりした体格の方で少し驚き。
水餃子を気に入っていただいたようでした。


2010年9月5日(日曜日)

望安島の小さな風景

望安,天人菊

望安島の小さな風景。
天人菊の鮮やかな色合いがまぶしいかぎり。

どこにでもありそうな眺めですが、澎湖以外ではなかなか見られない、そんな風景です。


2010年9月4日(土曜日)

マンゴーの創作料理にトライ

台南県の玉井はマンゴーの産地として知られていますが、
ここで、最近、マンゴーを用いた創作料理が人気を集めているそうです。

今回、西拉雅国家風景区の取材で、試食する機会をいただきました。

今回訪れたのは「緑色空間」というオープンスタイルのお店。
ネットで調べてやってきた台湾好きの日本人もいたそうです!
http://www.greenspace.tw/index3.html

詳しくはこちらでも記事にアップしています。
マンゴー料理は夏場のみの提供ということなので、お早めに。

http://ladym64.exblog.jp/


2010年9月3日(金曜日)

水火同源

水火同源はまたの名を「水火洞」。
岩壁の間から天然ガスが吹き出し、同じ場所から泉も湧き出ているという奇観です。
ここは関子嶺温泉へ療養にやってきた湯治客がリハビリを兼ねて訪れていたと言われています。

売店の傍らには日本統治時代に建てられた参拝道路建設時の寄付者の碑が残っています。


『な〜るほどザ台湾』にアオウミガメの記事

『な〜るほどザ台湾』の9月号。
今回は澎湖島のアオウミガメについて書いています。
これまであまり紹介されることがなかった望安島ですが、とても良い感じの場所でした。
多くの方に訪れてもらいたいおすすめの島です。

機会のあるかた、どうぞご覧ください。


2010年9月2日(木曜日)

天人菊と自転車

澎湖諸島の中の一つ、西嶼。
バスを降りて散策していると、こんな風景に出会いました。
天人菊は夏の澎湖の代名詞。
放置された自転車が花に埋もれていました。


2010年9月1日(水曜日)

寒天のかき氷

澎湖諸島の七美で食べた寒天のかき氷。
写真では全く寒天が見えないという使えない写真ですが、
天然の寒天は歯ごたえがしっかりしていて絶品でした。
澎湖に限らず、海岸沿いの屋台などでどこでも食べられますが、
台北市内ではほとんど見かけないのが不思議

黒砂糖のシロップがかかっているあたり、やはり澎湖は南台湾です。


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