台湾総督府松山療養所長官舎
行政院新聞局のご協力を得て、
台北市南港区にある日本統治時代の結核療養所所長官舎の撮影に行ってきました。
松山療養所は結核患者の隔離治療施設で、当時は台湾唯一のものでした。
1915(大正4)年3月に台北州が定員28名の錫口養生院を設立、1924年に台北州から総督府に移管され、
翌年3月に台湾総督府松山療養所と改名しています。
療養施設はすでに移転しており、現在はこの建物だけが残っています。
規模の大きい木造家屋で、驚きました。
放置されて5年以上が過ぎており、保存状態は良いとは言えません。
歴史建築として登記されているため、
木造家屋の取り壊しに熱心な台北市の魔の手がのびていないのは幸いです・・・。
取材は難しいですが、外観は道路から見られますので、
ご興味のある方、行ってみてください。
住所は南港区昆陽街164号。MRT板南線昆陽駅から昆陽街をまっすぐに進んでいくとあります。
玄関の装飾も凝っています
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