清水神社の遺跡
台湾中部、台中市清水区にある神社の遺跡です。
清水(きよみず)は日本統治時代以前から物資の集散地として栄え、
古くは牛罵頭と呼ばれていました。神社が設けられたのは1937年11月のこと。
狛犬が残っています
戦後、敷地は軍用地として中華民国に接収され、現在は公園になっています。
私が最初にここを訪れたのは今から約10年前。久しぶりの訪問ですが、きれいに整備されていました。
表参道は道路になっていますが、石段の続く裏参道は往時の姿を留めています
石灯籠の破片も見られました
日本統治時代の清水神社の様子は拙著『台湾風景印-台湾・駅スタンプと風景印の旅』(玉山社)をご覧下さい。
傍らには1935年に当地を襲った震災の記念碑がありますが、石碑部分は戦後、外省人(中国人)によってすり替えられています・・
台座のみ日本統治時代のものです。
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