知られざる赤煉瓦倉庫・旧樟脳製品倉庫
昨日、国立台湾博物館の林一宏さんのご厚意で、
旧台湾総督府専売局の樟脳製品倉庫と原料倉庫をご案内いただきました。
ここは台北市南昌路にあります。
左手が赤煉瓦倉庫、右が石造りの「小白宮」
この一角は台湾総督府専売局を中心に工場や倉庫などが並んでいましたが、
それらはほとんど残っていない状態です。
現在残っているのはかつての樟脳製品倉庫とアヘンの原料倉庫の二棟のみ。
戦後、中華民国政府に接収され、用途は変わっていましたが、幸いなことに取り壊しを免れ、
現在は国立台湾博物館が管理し、修復工事が行なわれています。
まずは1902年竣工の物品倉庫。
通称・小白宮と呼ばれています。
石造りの建物は珍しく、わずか60日で完成したというのも特筆されます。
なお、設計者は総督府営繕課技師・野村一郎と推測されます。
館内の様子。戦後は事務所として使用されていました。
赤煉瓦建築の樟脳製品倉庫については、後日、アップします。
林一宏さん、新聞局の卓秘書、謝謝你!
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