ルカイ族の衣装をまとったマリア様
屏東県の霧台(ヴダイ)に暮らすルカイ族の人々。
教会に入れていただくと、そこには民族衣装をまとったマリア像がありました。
礼拝を少し見学させていただきましたが、ルカイ語でも教会はキョウカイ、マリア様はマリアサマ、礼拝はレイハイと日本語が今も使用されていました。
興味深いのは日本統治時代にキリスト教がこの地に入ったことはなく、こういった日本語も戦後に定着したものであること。
つまり、日本人がいなくなった後に、日本語を介してキリスト教が入ったことを意味しています。
詳しくは拙著『台湾に生きている日本』(祥伝社)をご参照ください。
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