訃報・陳絢暉先生(友愛グループ創設者)
悲しいお知らせです。
友愛会の創設者・陳絢暉(ちん・けんき)さんが他界されました。
友愛会は美しい日本語を守り、学んでいこうという趣旨のもと結成された会で、1992年に6名で結成されました。
現在、会員数は100名を超え、元気に毎月1回の会合を続けています。
私が初めて陳絢暉さんにお会いしたのは1997年だったと思います。
台湾に暮らし始めたばかりで何も分からない私に、とても熱心に台湾の歩んできた道のりを語ってくれました。
また、日本語がもつ本来の美しさをなんとか次世代に伝えていきたいと熱っぽく語ってくれました。
http://melma.com/backnumber_45206_1458916/
友愛会について、評論家宮崎正弘さんのメールマガジンより
同時に、「学ぶことに年齢は関係ない」とも力説されていました。
自宅を訪れた際、書庫を見せていただきましたが、ずらりと並んだ書籍の数はもちろん、
本そのものへの愛情のようなものが書棚から感じられ、陳会長の人柄が感じられました。
ここ数年は闘病生活を強いられ、何度かお見舞いに行きましたが、
そのたびに「友愛会はどうなっている?」とおっしゃっていたのが印象的でした。
もっと多くのことを伺っておけばよかったと後悔することが多いのですが、
今はゆっくりとお休みいただきたいと思います。 合掌。
2009年に友愛会の皆さんとお見舞いにうかがった時のカット
ご友人に囲まれ、楽しそうでした
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