【拙著・拙稿から】
宝島社から出た新刊・別冊宝島『靖国神社のすべて』に記事を寄せています。
私は台湾現地レポートとして、
日本の英霊たちが今も祀られる台湾の廟と「神社」
というお題で4ページにわたって記事を書かせていただいています。
台湾の靖国神社?南天山済化堂
前半では、靖国神社から名簿提供を受け、
それに基づいて作成した位牌を安置している新竹県北埔郷の南天山済化宮を紹介しています。
これまでほとんど紹介されることがなかった場所なので、多くの方に見ていただければと思います。
ここには「軍魂霊位牌」と呼ばれるものが約3万、祀られています。
その中には、李登輝元総統のお兄様である李登欽氏のものもあります。
位牌が並ぶ姿は圧巻です
次の見開きでは、台湾各地の日本人の霊を祀る廟を8箇所選んで紹介しています。
紅毛港保安堂 (「にっぽんぐんかん」と呼ばれる木製模型を祀っている)
鎮安堂飛虎将軍廟 (空中戦で戦死した日本人軍人・杉浦茂峰氏を祀っている)
獅頭山勧化堂 (部下に台湾へ戻ることを促し、自決した廣枝音右衛門氏の位牌がある)
日本軍魂廟 (ふさがれた防空壕の入口に「日の丸」が描かれている祠)
霊聖堂 (和服姿の日本人形がご神体として祀られている)
聖軍堂 (殉職した日台の兵士を合祀している)
寶覚禅寺 (日本人物故者と戦没者の霊骨が安置された仏教寺院)
戦争與和平紀念公園 (台湾籍老兵の存在を後世に伝えるべく、設けられた祈念公園)
高雄にある保安堂。哨戒艇の模型がご神体になっています
ご興味のある方、どうぞお手にとってみてください。
蔡焜燦さんや李雪峰さんの寄稿もあります。
どうぞよろしくお願いいたします。
http://tkj.jp/book/?cd=20204901
宝島社のウェブサイト
通称・日本軍魂廟と呼ばれる祠