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 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2013年9月28日(土曜日)

10月5日「片倉佳史のもっと台湾トークライブVol5」 馬祖の旅編

【お知らせ】
10月5日「片倉佳史のもっと台湾トークライブVol5」 馬祖の旅

ディープに台湾の魅力を語るトークライブ。
おかげさまで、このたび第5回目を迎えることができました。
今回のテーマは「馬祖の旅」。今回は李登輝友の会青年部との共同開催になっています。
言うまでもなく10月24-27日の200%ツアーを見越してのものですが、ツアーに参加されない方もご来場可能です。

馬祖でしか味わえないグルメ文化や伝統建築、風習文化など、旅行情報をたっぷりお話しいたします。
馬祖国家風景区管理処の協力もいただき、各種パンフレットなども配布予定です。

お申し込み、お問い合わせは台湾漫遊倶楽部さんのウェブサイトにお願いします。

http://www.junglegym.co.jp/taiwanmanyu/
台湾漫遊倶楽部←お申し込みはこちらへ

過去の「もっと台湾トークライブ」(ご参考)
http://katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=1258
↑第四回・台湾グルメ特集(これまでのトークライブの中で最大規模のものとなりました。台湾ちまきも味わっていただきました)
http://katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=1151
第三回・高雄特集(高雄だけをたっぷり2時間お話ししました。高雄市政府にも協力してもらいました)
http://katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=1073
第二回・台南特集(ちょうど迎えていたマンゴーの季節。歴史建築なども紹介しました)


戦跡も巡ります


2013年9月27日(金曜日)

10月24-27日、馬祖ツアーの状況

【お知らせ】 

ちょっぴりディープに台湾を巡る「200%満喫の旅」(主催・共栄旅行社)。
第6弾は知られざる秘島・馬祖列島を訪ねます。日程は10月24日(木)〜27日(日)。
おかげさまで、最低催行人数に達し、実現は確実になりました。
苦戦するかな?と思っていたので、早めに確定してよかったです。

今、各機関のご協力を得て、もろもろ手配と準備を進めています。
皆さんとゆっくり語り合えることを楽しみにしております。

ツアーの詳細はこちらをご覧ください(クリック)

共栄旅行社・李登輝友の会のページ。申し込みもできます


2013年9月26日(木曜日)

瑞穂駅の夕暮れ

東部幹線。
瑞穂駅を発車するDR2700型気動車。
2013年6月撮影。この頃はまだ架線柱が立っていませんでした。


2013年9月25日(水曜日)

四条畷高校にて講演を行ないました

大阪の四条畷高校で行われた講演の様子です。
9月19日、修学旅行で台湾へ向かう生徒さんたちを相手にスピーチをしてきました。

今回の講演は6月についで第二回目。
前回は台湾の概要とコミュニケーションテクニックについてお話ししましたが、
今回は具体的な訪問先についてお話しし、期待感を高める努力をしてみました。
故宮博物院や龍山寺など、触れてみました。

講演後、何人かの生徒さんから声をかけてもらったりして、嬉しかったです(笑)
また、フェイスブックやE-MAILなどでお便りもいただきました。

素晴らしい台湾の旅ができることをお祈りいたします!


2013年9月24日(火曜日)

TEMU2000型電車の甲種回送

台湾へ渡っていく特急列車。
TEMU2000型・通称「プユマ」号の甲種回送です。
定番の撮影地ですが、さすがに多くのカメラマン達が集まっていました。

やや単調な東海道本線にきらりと光る車両が通り過ぎていきました。


普悠瑪號の甲種回送を撮る

台湾で活躍する新型特急「プユマ号」。
その甲種回送の様子を撮影してきました。

連結器をあけた状態だと、どうしても口をあけた虫に見えてしまいますね・・・
豊橋駅のホームにて。2013年8月17日。


2013年9月23日(月曜日)

南竿島の蒋介石像

馬祖点景。
南竿島の福沃港の様子。
蒋介石が見つめる先には中国大陸が。。。

10月24-27日、私がご案内させていただく馬祖のディープツアーがあります。
詳しくは以下をご覧ください。

李登輝友の会のウェブサイト(詳細はこちら)

福澳,南竿島


2013年9月21日(土曜日)

廣枝音右衛門氏の慰霊祭、そして劉維添氏の訃報

戦時下のマニラ市で多くの台湾人青年を救った廣枝音右衛門警部。
その慰霊祭に行ってきました。
台湾道教の聖地・獅頭山に廣枝氏の位牌が置かれ、30年以上も続けられてきました。

しかし、帰還を果たした青年たちも高齢化が進み、4年前からは劉維添さんただ一人となっていました。
私は何度か劉さんを訪ね、お話しをうかがってきました。


2008年の慰霊祭。この時、渡邊さん、三宅教子さんと同席させていただきました

数年前からは台北在住の渡邊崇之さんの尽力でバスツアーが催され、
慰霊祭の存在を知る日本人も増えてきました。
そして本年、私もこれに参加するべく、帰国を早め、台北に戻りました。

劉さんにお会いするのは約1年ぶりだったので、とても楽しみにしていたのですが、
ちょうどこの日、劉維添さんの訃報を知ることになりました。
午前1時20分、病院で息をひきとったということでした。

劉さん、そして廣枝さんについては渡邊さんのほか、ノンフィクション作家の門田隆将さん、メールマガジン『台灣通信』の発行人・傳田晴久さんが文章を寄せています。
私も先日関わった映画『台湾アイデンティティ』で劉さんを推していたのですが、
最終的にかなわず、とても残念に思っていました。


LinkBizを経営する渡邊崇之さんのコラム


劉さんご夫妻のお姿。2008年撮影。

最後に、本日行われた慰霊祭の集合写真をアップします。
劉さんがいない写真はそれだけでも寂しいものがありますが、今後は渡邊さんが劉さんの意思を受け継ぎ、慰霊祭を続けていくそうです。
来年も慰霊祭は実施されます。ぜひ多くの方に触れていただきたい日台の歴史秘話です。

劉さん、どうぞ安らかにお休みください。合掌。


2013年9月20日(金曜日)

【お知らせ】 台湾200%満喫の旅Vol.6「馬祖編」

媽祖,馬祖,片倉佳史,200%ツアー,台湾,馬港
馬祖のシンボル・媽祖巨神像(背後に見えるのは中国です)

【お知らせ】 台湾200%満喫の旅Vol.6「馬祖編」のご案内

ちょっぴりディープに、そして奥深く台湾を旅する「200%満喫の旅」。
名付けて『台湾200%ツアー』がおかげさまで、第6弾を迎えました。

今回の訪問先は馬祖列島!初の離島進出を果たします。
日程は10月24日(木)〜27日(日)です。

今回は馬祖国家風景区や連江県政府、その他各機関のご協力もいただき、
興味深いネタの数々をわかりやすくご紹介したいと思っております。

これまで私もいくつかの雑誌や書籍、ブログやウェブ連載などで馬祖取り上げてきましたが、
誌面の関係もあり、なかなかしっかりとご紹介することができませんでした。

今回は馬祖だけで見られる独自の建築、自然、信仰文化、
そして、馬祖でしか味わえないご当地グルメなどを楽しみたいと思います。

北海坑道,戦跡,馬祖
北海坑道。各地に残る戦跡も巡ります。

中華民国の実行統治区域ではあるものの、台湾とは全く異なった文化を誇る土地。
公共交通機関は未発達ということもあり、自力では旅をすることが難しいので、
こういったツアーに参加する意義は大きいと思います。

なお、全行程、私がコースを組み、同行させていただきます。
ゆっくり皆さんと語り合えることを楽しみにしております。

コウリャン酒,高梁酒,馬祖
絶品のコウリャン酒も味わいましょう

今回の宿泊先はあえてホテルを避け、
伝統家屋をそのまま用いた民宿に泊まります。
これも貴重な体験だと思います。

お問い合わせは、日本李登輝友の会の杉本さんまでお願いします。
ご案内とお申し込みは以下をご覧ください。

200%ツアー第6弾・馬祖の旅、ご案内

◆日 程:
10月24日(木) 松山空港に集合 → 馬祖へ  馬祖民宿宿泊
10月25日(金) 終日馬祖文化探訪  馬祖民宿宿泊
10月26日(土) 馬祖観光後 → 台北へ   台北ホテル宿泊
10月27日(日) 台北で解散

◆参加費:
台湾松山空港合流 松山103,000円(ツイン利用)
*シングル追加料金17,000円
*民宿はシャワーのみになります。
*最低催行人数:10名
*国内線の席がとりにくいので、お早めにお申し込みください。

◆申込み:
申し込みフォーム、メール、もしくはFAXにてお願いします。


申込みフォームはここをクリック

E-mail:info@ritouki.jp 

FAX:03-3868-2101

◆手配会社:共栄ツアーズ(東京都知事登録旅行業第3-6208号)
◆主催・お問合せ:日本李登輝友の会(担当:杉本さん)
〒113-0033 東京都文京区本郷2-36-9 西ビル2A
TEL:03-3868-2111 FAX:03-3868-2101

馬祖,片倉佳史
皆さんのお越しをお待ちしております!


2013年9月19日(木曜日)

日本統治時代の病院建築

旧台湾総督府医院。
現在は国立台湾大学の付属病院となっています。
館内の参観も自由にできる歴史建築です。


2013年9月17日(火曜日)

TEMU2000型の甲種回送

東名古屋港にて。
プユマ号の甲種回送を追いました。

ご案内いただいた舘田さん、ありがとうございました。


2013年9月10日(火曜日)

南竿島・津沙村の風景

カテゴリー: - katakura @ 01時07分13秒

馬祖旅情。
南竿島の津沙村の様子です。
ほんとうに小さな集落ですが、この集落がもっている雰囲気がなかなかのもの。
できればゆっくり滞在して、隅々まで散歩してみたいものです。

現在、台湾200%満喫ツアーで馬祖列島訪問の企画を練っています。
どうぞご期待ください。


2013年9月9日(月曜日)

士林地区の歴史を歩く・その2

【拙著・拙稿から】

公益財団法人交流協会の機関誌『交流』。
ここに隔月で連載を担当させていただいています。

「台北の歴史を歩く」。早いものでこの連載も20 回目を迎えました。
今回は「士林地区の歴史を歩く」というテーマで書かせていただいています。
その第二回目です。

知られざる神社遺跡・圓山水神社や草山水道などについて書いています。
以下のリンクから記事を見ることができます。

機関誌『交流』のリンクページ

水神社,台北,圓山


2013年9月8日(日曜日)

「五霸焦糖包心粉圓」、花蓮の名物かき氷

【台湾グルメファイル】

花蓮の名物かき氷。
「五霸包心粉圓焦糖練乳刨冰」というちょっぴり長い名前の看板メニューを味わいました。

台湾には数々の個性派かき氷がありますが、ここのものは中でもかなり際立った存在です。
氷の下に粉圓、蓮の実、芋圓などを置いた「トッピング埋め込み」式のスタイル。
表面にはトッピングは見えません。
聞いたところでは、豆花で層を作り、氷が溶けないようにしているそうです。

ここのオーナーは王さんと言いますが、
まさに王さんが手がけたデザートの芸術品と言える代物です。

キャラメル風味であることも美味しさをさせていますね。
ちょっぴり香ばしい風味に練乳の甘さが絡むことで独自に味わいとなります。

五霸焦糖包心粉圓
住所:花蓮市博愛街165號
電話:(03)832-2929


まさにデザートの芸術品!


2013年9月7日(土曜日)

プユマ号を撮る

台湾鉄路管理局が放つ新型電車特急。
TEMU2000型は通称「プユマ」号と呼ばれています。

先日、台湾の鉄道趣味誌『鐵道情報』の古庭維編集長にご案内いただき、
撮影に行ってきました。
白地に赤という色合いが台湾の深い緑に映えますね。

    プユマ号,普悠瑪號,塩塚陽介,米屋こうじ,古庭維


2013年9月6日(金曜日)

花東線に旧型客車が電撃復活!

電化化工事が急速に進んでいる台湾東部の花東線(台東線)。
ここにビッグニュースが飛び込んできました。
なんと、DR2700型気動車の故障を受けて、旧型客車が奇蹟の復活を遂げたというのです。

具体的な運用ですが、確認ができましたので、お知らせします。
平日のみの運用で、9月2−6,8−13,16−18,23−27日となっています。
列車は台東を朝4時発で回送として關山に向かい、關山駅6時発の4672列車になります。
そして、夕方の4681列車、4684列車。残念ながら、この区間にはすべて架線柱が立っています・・・

写真は朝6時発の4672列車。早起きは必須ですが、その価値はあります。


2013年9月4日(水曜日)

電化工事が進む花東線

台湾の東部、花蓮と台東を結ぶ通称「花東線」。
電化工事が急速に進む中、架線柱の立っていない区間で撮影を楽しんできました。
8月の時点で架線柱が立っていないのは三民駅から玉里駅までの区間のほか、ほんのわずかとなっています。

今回は鉄道カメラマンの米屋こうじさん、塩塚陽介さん、
そして、台湾の鉄道趣味誌『鐵道情報』の古庭維編集長と各地を巡りました。


豊坪渓橋梁をわた復興号


2013年9月1日(日曜日)

台湾神社鎮座記念碑を訪問

台北郊外に残る台湾神社の鎮座記念碑。
昨日、友人から教えられた情報をもとに、台北郊外の新北市林口・竹林山觀音寺に行ってきました。
ここの廃物置き場に日本統治時代の石碑が残っています。

最初に駐車場脇の一角にうち捨てられた石燈籠を確認。
分解されてはいますが、明らかに日本式の燈籠です。
中には刻まれた文字の中に「昭和」とあるものもありました。
ただし、全体像は掴みにくく、今後の調査を要します。

台湾神社,林口,鎮座紀念碑

次に、台湾神社の鎮座記念碑を探します。
この石碑は神社遺跡の研究をしておられる金子展也氏の論考の中で記されていましたが、
なかなか時間を得られず、訪れることができませんでした。

また、8月29日に中国時報(電子版)にも、この石碑についての記事が出ました。
これについては何人かの友人から連絡をもらっていました。
そして、このたび友人の古庭維さんにお願いし、連れていっていただきました。

               

石碑は社殿後方の廃材置き場にありました。
この廟は敷地が非常に広く、全く検討がつかなかったのですが、
あまり苦労をせずにその場所を見つけられました。
神社遺跡や石碑など、日本統治時代の遺構を探し歩く際、
何か惹きつけられる「力」を感じることは少なくありません。

台湾神社,日本統治時代,鎮座記念碑

石碑には「官弊大社 台湾神社鎮座紀念碑」とあり、
後方には「明治三十四年十月二十七日臺北衆紳民建之」とあります。
うち捨てられてはいるものの、保存状態は良好です。

それだけ忘れ去られていたということで、ちょっぴり淋しくなりますが・・

なお、この寺院は戦時中、皇民化運動に連動した形で総督府が行なった伝統宗教への弾圧を受けたという過去があります。
信仰を国家神道に一本化するべく、ここに祀られていた十八手觀音像を焼きうつ計画などを押し付けられたそうです(未遂に終わります)。
こういった宗教弾圧は戦時中、特に新竹州と台南州で数多く行なわれました。


竹林山観音寺のウェブサイト(中国語のみ)

今後、この石碑がどのような扱いを受けていくのか、気になるところです。
情報提供をしてくれたジョエルさん、CHOUさん、古庭維さん、ありがとうございました。

それにしてもすごい大雨でした・・・

台湾神社,台湾,日本統治時代,石碑
出自不明の狛犬(獅子)も一対残っています。


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