【訃報】 台湾籍残留日本兵・宮原永治さんが他界しました
【訃報】
釧路取材中の一昨日、ジャカルタ在住の台湾籍残留日本兵宮原永治(ウマルハルトノ)さんの訃報を聞きました。
宮原さんは台湾南部麻豆の出身。軍属としてインドネシアに渡り、戦後もそこに生き続けてきた残留日本兵です。享年91才。
朝日新聞のデジタル版に訃報記事が掲載されています。
2012年の取材時の様子。この頃から足を悪くされていました
私はこれまで3年ほど宮原さんの聞き取りをしてきましたが、改めて残念です。
最後にお会いしたのは昨年10月のこと。ドキュメンタリー映画『台湾アイデンティティ』の取材でした。
この映画で取り上げることができたのがせめてもの救いですが、本来なら、しっかりと書籍でその生きざまをまとめたかったです。
宮原さんの思い出は数々ありますが、気を引き締めて今後の取材活動に勤しみたいと思います。
今回の訃報で、インドネシアにいる残留日本兵はジャワ島東部マランに住む小野盛(さかり)さんお一人となりました。
合掌。
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