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 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2014年3月31日(月曜日)

デモの参加人数について

デモ,台北,香港,民主,抗議,330

凱達格蘭(ケタガラン)大道に集まった人数の警察発表に疑惑がもたれています。
約50万という数字が出回っているのに対し、警察発表は11万6千とあまりにも差があります。
一部では警察が政府に圧力をかけられて数字を改ざんしたのではないかという報道も見られます。

ちょうど昨晩、深夜に外交部からリリースが入り、そこに計算方法が釈明されていました。
その計算方法は1メートル四方に3人という基準であとは集会をした面積で計算するのだそうです。

ちなみに台北市警察局が申請を受けた集会場所の面積は以下の通り(単位は平方メートル)

(1)凱達格蘭大道:48x100=4,800
(2)景福門(東門ロータリー):50x50X3.14≒7,000(東門そのものは除く)
(3)中山南路(景福門-青島東路):40x570=22,800
(4)仁愛路(景福門-林森南路):40x190=7,600
(5)信義路(景福門-国家音樂廳):30x110=3,300
(6)中山南路(景福門-自由廣場):40x190=7,600
(7)青島東路(中山南路-鎮江街):200x15=3,000

つまり、広いところでデモをやればそれだけ参加人数は多くなるようです(苦笑)
また、昨日のように、どんなにぎっしりと人が並んでいても、一定数以上のカウントはあり得ません。

もちろん、警察の側も観察員はしっかり置いているのですが、どこまで機能しているかは謎です。
なお、警察発表では時間別の人数も発表されています。

13時:2万6,300
14時:8万1,000
15時:8万7,000
16時:11万6,000(マックス)
17時:10万1,900
18時:8万2,400
19時:5万7,000

2006年に陳水扁総統の辞職を求めて大暴れした赤シャツ軍団は記憶に新しいですが、
この時は主催発表100万人、警察発表36万人でした。
今、両者を比較した写真が台湾のネットに出回っていますが、
どちらが多いか、それは見ればあきらか。かなり無理があります。

台北,デモ,330,退回服貿,馬英九
台湾の若者があたためてきた底力を感じました

ところで、「50万」という数字はどのようにはじき出されたのでしょうか?
中には70万とか80万はいっていたはずだという声もあるのですが、根拠を知りたいです(笑)
ご存知の方、お教えください・・・

台北,デモ,330,退回服貿,馬英九
それにしてもすごい人出でした


東門付近にて

カテゴリー: - katakura @ 11時37分22秒

3月30日の抗議集会。
18時頃の様子。誘導スタッフがきびきび動いており、
人々もそれにしっかり従っているため、極めて整然とした空気に包まれていました。
延べ人数50万というのは確かにあり得る数字だと思います。

退回服貿,台北,デモ,集会,330


「今日香港、明日台湾」

カテゴリー: - katakura @ 10時34分39秒

今回の抗議デモで結構よく見かけたのが香港からの参加者。
具体的にどのくらいの数の人が来ていたのかは不明ですが、こういったプラカードはよく見かけました。

経済はともかく民主を護る上でたいへんな思いをしている彼らの声は響きます。
広東語もまた、かなり響きます(笑)

デモ,台北,香港,民主,抗議,330


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