台湾老兵を慰める式典
5月20日に開かれた台湾籍老兵を偲ぶ式典に行ってきました。
台北で馬英九政権への抗議デモを撮影してから、高鉄に飛び乗り、高雄市へ向かいました。
式典の会場となったのは旗津にある「戦争與和平紀念公園」です。
会場では元兵士の方々にお話しをうかがえました。
今回は何名かの元兵士の方にお話しをうかがう機会をいただきました。
また、従軍看護婦だった方やアミ族の遺族の方々にお会いできました。
スピーチをするアミ族のオロックさん
戦前は日本兵、戦後は中華民国軍人として、
戦地に赴いた梁啓祥さんには特にいろいろなお話しをうかがいました。
そして、最後はこの地で自害した許昭栄さんにもお花を捧げました。
残念ながら、彼らの存在が台湾や日本で広く知られているわけではないですが、
台湾という地の上を通り過ぎた「史実」を直視し、探究を続けるスタッフのまなざしを力強く感じました。
許さんをはじめ、悔しい思いを胸に秘め、旅立っていった方は少なくありません。
安らかにお休みいただきたいと心から思いました。
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