日本軍魂廟を訪ねる
今回の台湾200%満喫ツアー第五弾では、屏東県東港にある少し変わった廟をご案内しました。
ここは共和新村という集落で、戦時中に高級将校が暮らす官舎が設けられた場所。
終戦までは東港海軍航空隊軍官宿舎区と呼ばれていました。
計画的に整備されていたため、
区画は整然としており、繁茂した亜熱帯性植物が彩りを添えています。
その一角に小さな祠があります。正式な呼称はなく、通称は「日本軍魂廟」。
簡素な建物の内部に、小さな神棚が置かれています。
後方には防空壕が残り、すでに埋められていますが、その口に描かれていたのはなんと日の丸でした。
祠には模型飛行機も添えられています
戦後にこの家屋の所有者となった人物は一帯に彷徨っていた日本軍人の霊を鎮めるべく、
祠を設け、日本の軍歌をながすことを欠かさなかったといいます。故人となった今も祠は守られています。
ご案内をいただいた王立皓さん、葉慶元さん、ありがとうございました!
王さんを囲んで記念撮影
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