長谷川章さんの訃報をきく
長年にわたり、RMやJTBキャンブックス、るるぶ台湾などの編集に携わってこられた長谷川章さんの訃報を聞きました。
昨晩、鉄道作家の白川淳さんから深夜にメールを開く際、ちょっとした胸騒ぎのようなものを感じました。
ショックで動揺しています・・・
私は駆け出しの頃、長谷川さんと何度かお仕事をさせてもらい、ご指導をいただきました。
当時、長谷川さんはあっぺるばうむという編プロを経営されており、JTBのガイドブックを請け負っておられました。
私は昭文社でガイドブックの執筆・撮影の専属契約のようなものを交わしていたため、
長谷川さんとの共作というものはなかったのですが、頻繁に連絡をとりあい、いかにして台湾の魅力を読者に伝えていくか、よく話し合ったものでした。
こういった会話の中から得たこと、学んだことは非常に多く、心から尊敬していた大先輩でした。
鉄道趣味においても大先輩で、1970年代の阿里山鉄道や台鉄の蒸気機関車を追う話など、
長谷川さんの少年のような話っぷりを今も鮮明に覚えています。
ご自宅を訪ねた際、阿里山鉄道のシェイの模型を走らせて興奮していた私たちを奥様があきれ顔で見ていたのが懐かしいです・・・
健康を害されてからは、病との長い戦いが相当きついようでした。
なかなかお会いすることもできないまま、お別れすることになってしまいましたが、
今はただ、ゆっくりとお休みいただきたいと思います。
合掌。
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