産業遺産。旧国産コルク工業株式会社
台北郊外の南港にある南港瓶蓋工廠を撮影させていただきました。
ここは1941年に設立された国産コルク工業株式会社で、終戦によって国民党政府に接収された建物です。
現在は操業を止めており、ここ数年は廃墟となってきました。
現存する建物の中で、日本統治時代に建てられた家屋は全3棟。
いずれも取り壊しの危機にありますが、有志が台北市に産業遺産としての保護を訴えており、活発な保存運動を展開しています。
芸術創作空間としての整備を訴えています。
近日中に工場の創業者である宇坪敏男の遺族の方もお見えになるそうです。
なお、この工場は若き日、自由時報の発行人・呉阿明さんが働いていた場所でもあります。
ご案内いただいた杜先生、Rebeccaさん、蕭導演、ありがとうございました!
保存までの道のりは長いかもしれませんが、成功を祈っています!
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