馬英九総統の会見、メモ
3月29日、中華民国政府外交部の計らいで、馬英九総統の記者会見を取材してきました。
会見の様子は中継もされていたようで、報道記事も出ると思いますが、
現場の「空気」を肌で受け止める意味を大きく感じました。
いくつか、感じたことを以下に記します。
twitterやFACEBOOKで書いていますので、そちらもご覧ください。
★会見印象01
当初は10時半スタートだった本日の会見。
それが深夜23時過ぎに電話が入って15時スタートに変更。
そして再び変更で結局は18時スタート。
その理由を問われた馬総統は「北京からの圧力じゃないよ」と笑ってみたものの、会場の記者たちは誰も笑っていないという厳しい状況(笑)
★会見印象02
会見は80分のロングラン。
18時に始まった馬総統のスピーチは18分50秒。
その後、延々と質疑応答が続き、1時間と1分15秒。
質問者は途切れることなく、もう終わりだと言っているのに「質問させてくれ!」と叫ぶ女性記者が一人。
さらに、さすがに断られていた欧米人記者が一人。
記者のテンションが異様に高い会見でした。
★会見印象03
スピーチの内容についてはほかの報道や記事を見ていただきたいのですが、
正直なところ協定の内容がいかに良いもので、台湾に有利ということに終始していた印象。
それに対し、記者たちの質問は半分くらいがデモへの対応について。
「ズレているな・・」という印象を禁じ得ず、記者たちもピンと来ていない感じでした。
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