阿彰の美味しい話 その1 賣麺炎仔金泉小吃店
メールマガジン「片倉佳史の台湾便り」より
阿彰の美味しい話 その1 賣麺炎仔金泉小吃店
観光客に人気がある迪化街にとても近い。
80年以上の歴史があり、極めて台湾らしい料理を出す食堂。
特にメニューはなく、店員さんに何があるのかを直接聞き、自分が食べたいものは何かを伝える。
ホーロー語を母語とする住民の多い地域、大稻[土呈](トアテューティア=大同区西南地域)らしく、
多くのお客さんはホーロー語で注文する。
鯊魚煙(ソアヒィエン/サメの燻製)と紅燒肉(アンショウバァッ/紅麹で赤くした衣付き豚肉の揚げ物)が人気のようだ。
これらは台湾らしい食堂や屋台の多くで販売されるものだが、
私個人はこの店のが台北市内で一番好きだ。
一般的にパサついた食感のある鯊魚煙と紅燒肉だが、この店のはしっとりとした食感がある。
他にも麺類や鶏肉料理、豚の内臓料理などもあり、
一人だいたい50元から200元ぐらいで台湾らしい食事ができる。
賣麺炎仔金泉小吃店
台北市安西街106號
※文章中の読みは台湾華語(台湾式北京語)ではなく、ホーロー語(台語)によるものです
プロフィール
内海彰(UTSUMI AKIRA)/グラフィックデザイナー。
1980年代後半から台湾に強い関心を持ち始め、
19年前に台湾へ移住。著書に『台北美味しい物語』(まどか出版)
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