澎湖風かき揚げ「炸粿」を食す
澎湖美食メモ。
地元っ子に愛されるおやつを探しに西嶼(魚翁島)に行ってきました。
今回のお目当ては澎湖風かき揚げの「炸粿」。
台湾本島にも似たものはありますが、澎湖のものはひと味違います。
「炸粿(ザーコエ)」は小麦粉の生地の中に、
キャベツやニンニクの芽、セロリなどの野菜のほか、
海産類などを入れた澎湖風かき揚げです。
阿綢は店主のおばさまの名前。五香粉や胡椒で味付けしています
揚げたては外側がパリパリ、中はしっとりとした食感で、
見た目よりも油っこさは感じられません。
台湾の中南部ではネギや牡蠣の入った「蚵嗲」というかき揚げ風のスナックがありますが、
これとはまた違った味わいです。
澎湖のものは小さなエビが丸ごと入っているのも特徴です。
ただし、店によって具材は異なり、私たちが取材した西嶼の外垵漁港近くの「阿綢炸粿」では
サメ肉が入っていました。
また、白沙郷の「講美」という集落にある「回家炸粿」のものは牡蠣がたっぷりと入っていました。
ここはバス停に近いので、途中下車をしてみるのをおすすめします。
中身はこんな感じ。
阿綢炸粿
西嶼郷外垵村171号
06-998-2293
11:30〜17:00(夏は〜18:30)
回家炸粿
白沙郷講美村122号之1
0918-133-630
13:00〜18:00
回家は花枝丸(イカ団子)もおすすめです
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