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2020年2月24日(月曜日)

ゴシキドリ〜台湾探鳥日記

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台湾探鳥日記。
ゴシキドリに出会いました。
その名の通り、とてもきれいな鳥で、色合いも鮮やか。
学名は「Megalaima nuchalis」、英名は「Taiwan Barbet」と言います。

ゴシキドリという名前が示すように、
五色の色合いが自慢のかわいらしい鳥です。

この鳥はキツツキ科に属し、身体全体が美しい緑色をしています。
そして、首と胸の間には赤い帯が入っており、これがアクセントとなっています。
また、額と嘴の下は黄色、目先は赤、目尻と首は青、目から後ろの眉線は黒と、五色の色合いが見られるため、
ゴシキドリという名前が付きました。

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この鳥は体長20センチほどで、
台湾固有種となっています(仲間はアジア各地に棲息しています)。

台湾では各地で見ることができ、
低地からや丘陵帯にかけ、広い範囲でその姿を確認できます。
意外にも、かなりの頻度で見ることができます。
台北市中心部の台北植物園でも見ることができます。

鮮やかな色合いの鳥ではありますが、
木の葉に近い色合いをしている上に身体が小さく、
しかも、動きが素早いので、見つけるのはやや難儀します。
見つけられても、注意深く観察していないと、
すぐにその姿を見失ってしまいます。

台北植物園では園内に巣箱を用意し、
ゴシキドリの繁殖を手助けしています。
そのため、繁殖期であれば、比較的容易にその姿を見ることができます。
狙い目は5月から7月くらいにかけて。
この時期が営巣期となります。
餌付けの様子をカメラに収めようと、
多くの鳥好きが集まり、その様子を見守ります。

ぜひ、皆さんも森の中に注目してみてください。

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