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 ブログ 片倉佳史の台湾体験

2020年5月24日(日曜日)

コアジサシ(小燕鷗)の営巣地

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コアジサシ。
中国語では「小燕鷗」と記します。

その名の通り、通常のアジサシよりも小さいからだですが、
翼がきりっととがっていて、嘴もまっすぐ。なかなか精悍な印象です。

この鳥はオーストラリアやニュージーランドで冬を越し、
4月頃に台湾や日本に飛来、ここで営巣期を迎え、9月頃に南に去っていきます。

5月下旬のこの時期、
ちょうどコアジサシが繁殖期を迎えているので、
台湾のバーダーさんから情報を得て、撮影に行ってきました。

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お母さんのおなかの下。わかりますか?

今回、どうしても撮りたかったのが赤ちゃんです。
一回で2−3個に卵を産み、孵化した後、
お母さんに守られながら20日ほど暮らし、飛び立っていくそうです。

この日は強風に晒され、まさに砂嵐の状態。
ちょっぴりカメラが心配です。

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雛の姿。わかりますか?

なんとか、赤ちゃんの様子は撮影できたのですが、
砂の色と羽の色が同じ色なのでとにかくわかりにくい・・
羽の色は肌色なのですが、そこにマダラ模様が入っており、
砂地と一体化していました・・・

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餌付けシーン。雛の姿が砂に同化していてわかりません・・・

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なんとかわかります・・・

正直なところ、なかなかうまく撮れませんでした。
もう一回、いえ、何度でも撮影に行きたい場所です。

なお、コアジサシは日本では絶滅危惧種にもなっていますが、
台湾でも生態保護が熱心に行なわれています。
特に、繁殖地となる場所の減少が激しく、
ここ新北市の竹囲でも保護区が整備されています。
竹垣で囲まれた砂地に集団繁殖地がありました。

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営巣地は立ち入り禁止。柵の外から撮影します。

なお、繁殖前には、オスがメスに獲物をプレゼントする「求愛給餌」が見られます。
この日も雛を護るメスにオスが小魚を渡すシーンが見られました。

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