澤井市造の墓石
明治期の台湾で活躍した沢井市造(市蔵)の墓碑。
台湾が日本の統治下に入った明治28年、
46歳で台湾に渡って沢井組を創業。幅広く活躍した人物です。
台湾を拠点に、数多くの土木事業を請け負いました。
墓地は台北市の三板橋共同墓地にありましたが、
敗戦後、管理者がいなくなって荒れ果て、
その後、中国から渡ってきた下級兵士たちがバラックを建てて棲みついていました。
墓石ですが、現在、南投県の中興新村に置かれています。
傍らにあるのは第七代台湾総督・明石元二郎の墓石です。
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