NHKの偏向番組、「人間動物園」の取材現場を訪ねる
台湾の南端部、屏東県牡丹郷にあるクスクス(漢字名高士)村に行って来ました。
今回もNHKが流した番組「JAPANデビュー」について、出演者や関係者にお話しをうかがってきました。
この村は「人間動物園」のくだりで登場するパイワン族の村です。
「人間動物園」という言葉を知らされることなく、父親の写真を手渡されて思わず口に出た言葉。
それを切り貼りされて世界に流されてしまった・・・というのは、もはや周知の事実でしょう。
個人というよりも先祖、そして部族の尊厳を傷つけたとして、怒りは大きいようでした。
結果的に自分たちは濱崎ディレクター、そしてNHKにだまされたと思っているそうです。
祖先たち、そして民族を辱めたことについて、彼らが送った署名入り訴状に回答は来ました。
しかし、内容は非常に不誠実で、内容をはぐらかしていて到底受け入れられないと言っていました(確かに非礼な文面です)。
この問題は出演者だけにとどまらず、村全体の動きになりつつあります。
今のようにNHKが失礼な態度をとり続けると、より大きな問題となって日本と台湾の間を揺れ動くかもしれません。個人的にはそれが心配です。
まずは出演者のヴァブアおばさん(日本名・はまこさん)の名前をNHKは「高許月」さんとしています(回答書でも)。
訴状には印鑑も押してあったはずですが、おばさんの中国語名は「高許月妹」さんです。まずはこれから直せと言いたいですね。
TrackBacks
TrackBack URL : http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/wp-trackback.php/404
この投稿には、まだコメントが付いていません
コメント
ごめんなさい、現在コメントを付けることは出来ません