建築士・李重耀さんを訪ねる
再び、台湾建築界の牽引者・李重耀さんをお訪ねしました。
今回は2時間ほどお話しをうかがいました。
前回に引き続き、日本統治時代、そして戦後の建築界についてお話しいただきました。
http://www.katakura.net/xoops/html/modules/wordpress/index.php?p=737
前回の訪問時の様子
今回は台湾総督府の修復、そして長谷川清総督の思いでなどをうかがいましたが、
とりわけ興味深かったのは、桃園神社修復に際しての外省人官吏とのやりとりでした。
保存を訴えすぎると反政府主義者と思われかねないという時代、李さんはあらゆる事態を想定して振る舞ったそうです。
現在の台湾に暮らしているとなかなか見えてこない部分ですが、
つい20年、30年前に繰り広げられていた台湾の真実です。考えさせられました。
ご著作をいただきました。貴重な資料が満載の一冊です
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