西川満のシンポジウム
9月3日、国家中央図書館台湾分館で西川満のシンポジウムがありました。
西川満は台湾研究家の間では知らない人はいないと言ってもいい作家です。
台湾文化を題材として、幅広いテーマで小説や詩を残しています。
西川作品は凝った表紙が多いことでも知られています
今回の展覧会は真理大学の張良澤先生主宰で、ご子息である西川潤先生と中島利郎先生が招かれました。
西川先生は早稲田大学政経学部で長らく教鞭を執っておられ、家内とちょっとした繋がりがあります。
私も以前、戎光祥出版から『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』という本を出した際にお送りしましたが、
光栄なことに、覚えていただいておりました(嬉しいです!)。
特別刊行された年譜ですが、飛ぶように売れていました。すごい!
西川満と言えば、日本天后会の創始者。
媽祖信仰を日本に広めようという動きを戦後、行なっていました。
今回、ご自宅に祀られていた媽祖像が展示され、これを見るだけでも訪れた価値があるように思いました。
このたび、館長さんともお話しする機会がありましたが、とても熱心な方でした。
http://www.ntl.edu.tw/ct.asp?xItem=9078&ctNode=424&mp=1
展覧会のご案内のページ
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