賀田金三郎の開拓記念碑
日本統治時代初期、台湾東部の開発に大きな功績のあった賀田金三郎。
先日、その遺族の方々にお会いする機会をいただきました。
貴重な文献・資料もお見せいただき、とても有意義なひとときでした。
画像は寿豊郷(かつての寿村)に今も残る開拓記念碑です。
盬水港製糖株式会社によって昭和15年に建てられたものです。
ここを最初に訪れたのは2004年のこと。かつて賀田村と呼ばれていたこの土地に何か遺構がないかと探していました。
何のあてもなく付近を回っていたのですが、何かに引きつけられるようにこの石碑に出会いました。
例に漏れず、戦後の国民党政権下、こういった遺構は光を浴びることなく遺棄されてきましたが、
現在は郷土史蹟の扱いを受けており、広くその存在が知られるようになっています。
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