蘭嶼。日本統治時代は紅頭嶼と呼ばれた島。
タオ族の人々が暮らしています。
この大きな船はチヌリクランと呼ばれるもの。
幾何学的な模様が印象的です。

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台中州小唄　長井静泉作

一　
東しや三十二座万尺超ゆる　峰の間から旭がさしてヨイトナ
伸る茂るよ林が森が　台中州下はホンニヨイトナ

二　
島の仙境日月潭よ　通うしら雲杵唄よそにヨイトナ
緑り抱き寝の涵碧楼　台中州下はホンニヨイトナ

三　
明けの新高薄化粧姿　霧社の桜は口紅頬紅ヨイトナ
浮世のそとにも恋がある　台中州下はホンニヨイトナ

四　
米は蓬莱豊かな平野　流る大肚渓瀬音ゆれてヨイトナ
黄金波打つ二百万石　台中州下はホンニヨイトナ

五　
明治温泉恋花湯花　熱い情けが溢れて湧いてヨイトナ
憎くや帰れぬ今日もまた　台中州下はホンニヨイトナ

現在は監察院として使用されている建物。
日本統治時代に台北州庁として建てられました。

これは日本統治時代の絵はがきですが、
ドームの部分には銅板が葺かれており、独特な色合いとなっています。

台中市歌　藤見政彦作

風和む南の島　空青く気澄めるところ
緑川流れゆたかに　我等の市ここぞ台中

大聖代の文化の光　隈もなくちまたに溢れ
うち仰ぐ新高の嶺　我等の市ここぞ台中

並び立ついらかの上に　新興の意気ひた燃えて
躍進の途上におどる　我等の市ここぞ台中