澎湖小唄
澎湖(ぼうこ)小唄
船の行く手に霞んで浮かぶ
六十三の島の影
アレハ澎湖島 ホンニホラサノ
夢の島
水は美しく月また冴えて
人の心は永久(とわ)の春
ソレハ平和の ホンニホラサノ
神の島
城は固いし港は深い
来れ醜草(しこぐさ)国の仇(あだ)
指をささすな ホンニホラサノ
砦(とりで)島
太郎様かや浦島様か
別れともない胸の裡(うち)
ソレハ乙姫 ホンニホラサノ
恋の島
船は出て行きゃ煙で曇る
馬公は村雨涙雨
ワスレしやんすな ホンニホラサノ
澎湖島
※拙著『古写真が語る 台湾 日本統治時代の50年』(祥伝社)より
※澎湖は台湾総督府の文献では「ほうこ」ではなく、「ぼうこ」となっていました
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