釧網線茅沼駅付近で撮影した一枚。 この日、茅沼駅の向かいには鶴が数羽憩っていたが、 蒸気機関車に気をとられ、鶴の存在に全く気づかなかったという失態・・・
考えてみると、蒸気機関車のみならず、 客車列車そのものが絶滅の危機にあることを思い知らされた・・・
雪原を走る蒸気機関車。 JR北海道のSL冬の湿原号を撮りに赴いた。 この日はとても寒かったが、この列車には緩急車が付いており、 蒸気機関車の走行音をダイレクトに収録できる。
黒い煙がなんともいえない迫力(2日目の釧路行きを撮影)
運転初日は録音にあて、2日目を撮影にあてた。 地元の方の話ではマイナス10度はいっていないということだったが、 やはりものすごく寒い。 しかし、汽笛のやりとりなど、この日ならではの音源を確保できたのはうれしい。
顔を直接眺められるのも緩急車ならでは(帰路に撮影)
羅須地人鉄道協会さんを訪ねてきた。 トラベルライター白川淳さんに声をかけていただき、NHKの取材に便乗させてもらう形で 蒸気機関車に対面することができた。
成田ゆめ牧場は初めての訪問だったが、ここまでの感動は久しぶりだった。 メンバーの皆さんも温かみがあって、機関車を愛する気持ちがひしひしと伝わってきた。
小さいながらも力強い走りで、感動に手が震えてしまった。 試運転を含め、何度か走行音の収録もチャンスに恵まれた。まさに夢の中にいるような気分の連続だった。
なお、放映は1月28日のNHK総合テレビ「こんにちは いっと6けん」とのこと。
http://rass-rail.blog.so-net.ne.jp/ ↑羅須地人鉄道協会さんのブログ
メンバーの皆さん、ありがとうございました!
岡山の路面電車は路線こそ短いものの、優良な経営状態で知られている。 本数も多く、乗車率も高い。バスとの競合は激しいが、そのがんばりは誰もが応援したくなるものである。
ここを走る電車の中に「KURO」と呼ばれる旧型電車がある。 1953年製で、古くは東武鉄道日光軌道線を走っていた電車である。
運用は一日わずか五往復。しかも空調設備がなく、夏場は完全なお休み状態になってしまう。 1968年に日光軌道線の廃止に伴い、岡山へやってきたという。
車内はリニューアルしているが、走行音はたまらなく魅力的だ。 結局、録音をしながら東山線を二往復。その走りはまさに「古参」といった趣きだった。 いつまでも元気な走りを見せてほしいと切に願ったのはいうまでもあるまい。
名札も付いていて、かわいい
岡山県を走る水島臨海鉄道。 ここには朝夕限定で旧型気動車キハ20が走っている。 早朝を選んで訪問したところ、運よく国鉄色の2連が!
昔懐かしいエンジン音を奏でつつ、のんびりと走るが、 路線の半分以上は高架になっていたのは驚きだった。
列車の終点水島駅も高架駅だった
ドイツで購入した鉄道模型。 値段は高かったが、 できばえはよく、お気に入りになっている。
どういうわけか蒸気機関車ばかりがほしくなる。
高岡と越の潟を結ぶ万葉線。 ローカル風情たっぷりなのとひきかえに、苦しい経営状況が続いているようだが、 春にアイトラムが一編成導入ということで、旧式電車が廃車になるという。 これを受けて、猫電車塗装が別の電車になると聞いた。
高岡駅に停車中の猫電車
実はこれ、音鉄趣味者の間では「いい音のする電車」として知られている。 つりかけ音はもちろん、ジョイント音も効果的に録音でき、しかも窓が開く(この時期は関係ないが)。
再び高岡に赴く必要がありそうだ。
なんか表情があって、かわいい
根室本線花咲駅。 貨物車輌を用いたこういったスタイルの駅は沿線でいくつか見られるが、 この駅は日の出をイメージした独自のデザイン(どこもそれぞれオリジナルだが)。
この写真を撮った数分後に深い霧が立ちこめた。
台湾最初の電車特急であるEMU100。 イギリス製自強号のこの列車は今、最後の活躍を果たしている。 普段は嘉義と七堵を一往復のみの運用だが、日曜日のみ七堵から員林までの列車にあてがわれる。
春の引退が確実視されているが、現時点では保存の予定が立っていないということで、今後が気になる。
インドネシアに渡った日本の電車。 見慣れた103系も塗装を変えて元気な姿を見せていた。
マンガライ駅に停車中
エアコンが付いているということでエクスプレスの扱い。 運賃が高いため、車内はすいていて、そういった意味でも快適だった。 車内改札は結構頻繁に行なわれていた。 警笛をばんばん鳴らすのも音鉄趣味的には嬉しいところだった。
ジャカルタ・コタ駅にて
釧網本線を走るSL冬の湿原号。 よくぞここを選んでくれた!と思ってしまうほどの景観の良さで、 多くのファンの心をつかんでいるが、釧網本線は本数が少なく、 併走するバスもないことから撮影者泣かせではある。
東釧路駅近くの橋梁上より
また、道路を行き交う自動車の音が思いのほか大きいのも音鉄趣味者にとっては泣き所。 遠くから迫り来る蒸気機関車の音を録りたいがなかなか難しい・・
迫り来る蒸気機関車
長らく中央線の顔となってきたこの車輌もいよいよ完全引退を迎えるようだ。 現在走っているのは基本的に2編成のみで、目にできる確率はかなり低い。
東京駅にて
思い起こせば、この電車が出たとき、前面のブラックが強烈な印象を与えていた。 妙なデザイン、センスのまるでないカラーリングが横行する昨今、この電車の際だった存在感はいったいなんだろう・・・・
高山本線猪谷駅。 接続の関係で1時間ほど滞在したが、下車客も乗車客もすべて鉄道ファンだった。 ちょうどこの日は降雪に見舞われていたが、山間の小駅という雰囲気が色濃く、 小さな駅舎がとりわけ印象的だった。ラッセル車も出動していた。
12月27日で営業を終えた名鉄のモノレール。 これまでに何度か録音を楽しんでいるが、モノレールの走行音は独特で、 時間的には短いながらも貴重な音源となっている。
犬山遊園で出発をまつ
駅はイラストだらけという感じでもあったが、それはそれで楽しい雰囲気
鉄道ファンはいたものの、パノラマカーフィーバーに比べれば格段地味で、ちょっぴり寂しい感じだった。 それにしても、子供たちの興奮ぶりはかなりのものがあった。
交通機関の使命とは別に、こういった夢を与える乗り物というのが年々減っていくのはどうしたものか。 こんな時代だからこそ、夢を感じさせる何かが必要なのに・・・・
眺望ばっちりの運転台
定期運用最終日のパノラマカー。 撮影隊は多いがやはり録音派は多くない。 それでも展望室に並んだビデオカメラに混じって数台の録音機材があったのは、 少し嬉しかった。
あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は魅力に満ちた多くの車輌が引退し、ファンとしては非常につらい一年でしたが、 なんとか鉄道業界全体の再生を願いつつ、精進していきたいと思います。
年内の引退が確実な台湾のEMU100
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