台北機廠に眠るEMU100型電車
鉄道カメラマンの塩塚陽介氏と台北機廠の取材に行ってきました。
ここは日本統治時代に設けられた鉄道工場ですが、6月までに移転が決まっています。
最近はガードがかたくなり、取材許可がなかなか下りないのですが、
なんとかお願いして、入れていただきました。
工場そのものは何度か入れていただき、拙著『台湾鉄路と日本人』(交通新聞社)でも書いていますが、
今回は工場全体をくまなく歩かせていただきました。
そして、すでに引退となったEMU100型電車特急が留置されている場所を発見!
スクラップされていなかったということに驚きを感じました。
見た限りでは、少なくとも5両×8編成はこの台北機廠にありました。
車庫内で状態が良さそうなものもあり、今後が気になります。
動態保存という話しもありますが、状況ははっきり見えません。