■良書紹介■　『日本統治時代の台湾』（陳柔縉著・天野健太郎訳）　PHP研究所

日本統治下の台湾を生活者の視点から克明に描き出した一冊。
新聞記事からネタを丁寧に拾い、庶民の日常を巧みに切り出しています。

著者の陳さんとは私も何度か会ったことがありますが、とてもまじめな方で、好印象の人物。
いつも何か追い、取材している印象の女性です。
台湾人の歴史観はもちろん、当事者の子孫としての台湾史というものが本書では表現されているように思います。

285ページとボリュームたっぷりの一冊。
定価は2160円です。

http://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784569814490
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