『台灣鐵道文化志』(洪致文著)
数多くの著作をもつ鉄道研究家・洪致文さん。
誰もが認める台湾鐵道研究の第一人者です。
その洪さんの集大成ともいうべき新著が発売になっています。
その名も『台湾鉄道文化志』(遠足文化)。
台湾鉄路の発達史や鉄道趣味の解説、文化財保存についての考察など、
幅広い範囲で台湾の鉄道文化を語っています。
本文は中国語ですが、貴重な写真がたっぷりと入っているので、
見ているだけでも十分に楽しめます。
お祖父様やお父様が撮影した貴重なカットのほか、
鉄道の発展史を追いかけてきた洪さんならではの写真が惜しみなく掲載されています。
デザインにもこだわりがあり、
タイトルまわりの数字はなんと台鉄が使用している台鉄フォント。
背景の色合いも硬券乗車券のものと同じものを用いているという徹底したこだわり。
数字は台鉄が実際に使用しているフォントをそのまま使用
320ページと質感たっぷりの一冊です。
この本にしか載っていない洪さんならではの情報も多く、
じっくりと手元に置いて楽しみたくなります。
定価は580元。台湾の各書店で発売中です。
http://cwhung.blogspot.com/
『飛行場の測候所』洪致文さんのブログ(鉄道・戦跡・古地図など内容充実)
http://www.books.com.tw/exep/prod/booksfile.php?item=0010503938
ネット書店(8掛けで購入可能です・台湾のみ)
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