『非情山地』 林彦卿著
台北在住の林彦卿さんは私が台湾に暮らし始めた頃に知り合う機会を得た方です。
師範大学附属小学校から台北一中、台北高校と進まれ、台北帝大を出た後は医師を務めておられました。
本書は台湾の風俗、歴史、思い出などを綴ったエッセー集で、人柄が伝わってくる丁寧な文体でまとめられています。
実体験に基づくエピソードは興味の尽きないものばかりで、サヨンの鐘、チャンドラボース、台湾神宮炎上、
高千穂丸、サラマオ・マス、ロシン・ワタンなどのことが記されています。2002年4月刊
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