【馬祖】世界一の媽祖像
「媽祖」と言っても、多くの日本人の方はピンと来ないかもしれません。
媽祖とは道教における航海の女神であり、台湾をはじめ、中華圏で篤く信仰されています。
彼女は中国福建に実在した人物と言われており、海で遭難した後、その遺体がここ馬祖・南竿島に流れ着いたという伝説があります。
南竿島には彼女が着ていた服を葬った場所に媽祖廟が建てられており、近くの山には高さ28.8メートルの媽祖像が建っています。
これは世界一の高さを誇り、島のシンボルとなっています。
地元の方の話では「媽祖様のご加護があったから、この島は地震も台風もなく、戦場にもならなかった」とのこと。
確かに台風がこの島を通り過ぎるときには熱帯低気圧に変わっていることが多く、水害などは聞いたことがありません。
しかも、中国大陸と近距離に位置しながらも戦場にはなりませんでした。
こんな話を耳にすると、信仰心の薄い私でさえ、媽祖パワーを信じずにはいられません。
現在、この媽祖像周辺は公園として整備しており、来月には完成する予定です。
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