羽鳥又男の胸像〜赤崁楼
台南散策。
赤崁楼は台南を代表する観光スポットです。
多くの方が訪れており、ガイドブックでも必ず紹介されています。
しかし、残念ながらあまり知られていないのが、
台南最後の日本人市長・羽鳥又男の胸像です。
羽鳥又男は今も慕われる日本人市長で、
胸像は実業家の許文龍氏によって贈られたものです。
私が訪れた際、多くの人が説明板に見入っていました。
赤崁楼を訪れる日本人観光客にはぜひ見ていただき、
様々な切り口で台湾、そして日本統治下の台南について考えてほしいですね。
赤崁楼は戦時下、昭和19年に修復されていますが、
その経緯を記した石碑も残されています。
そこにも羽鳥又男が深く関わっています。
戦時下ということで、
既存の石碑の裏に碑文が書かれているという珍しい石碑です。
※なお、羽鳥又男については、
次の新刊『観光コースでない台湾・南部編』で取り上げますので、
どうぞご期待ください。
前庭にある修復記念碑
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